玉ねぎのあれは目にしみる。

〝考え厨〟の頭の中のキロク。

やりたい事は何歳からでも始められる

 

 

「やりたい事は何歳からでも始められる」

 

 

 

よく言われてる言葉ですが

 

 

私は

半分そう思うし、

半分はそうは思わない

 

 

 

 

 

確かに、自分の気持の問題で、

 

新しい一歩を踏み出す勇気とか覚悟さえあれば

 

毎日が何かのスタート地点でしょう

 

(…何かよく聞く風な言葉になった笑

 

 

 

 

けど、

 

その一歩を踏み出せる資本がある事。

 

(健康な体がある)

(多少の資金がある=働く場所がある事  とか)

 

環境がある事。

 

理解者がいる事。

 

仲間がいる事。

 

 

そういうのがあるのは、

当たり前ではないと思うし、

凄く有難いことだと思う。

 

 

 

 

私は

27歳からドラムを趣味として始めた

 

 

 

職場でバンドさせてもらう機会があって

それきっかけ。

 

昔からバンド音楽を聞くのは好きで、

両親もオヤジバンドみたいなのやってるし、

 

自分もいつかやりたいっていうのは

昔から何となく思ってた

 

 

 

 

だから、

元々ドラムやってたとかじゃないから

素人に毛が生えたくらいのレベル

 

 

なのに!

 

 

バンドメンバー募集してるとこに

果敢にも単身応募して!笑

 

 

スタジオで課題曲を合わせるっていう

面接的な顔合わせも勿論あったし

 

 

……怖かったーー笑笑

 

 

 

 

 

全然上手じゃないけど、

嬉しいことに仲間に入れてもらえて。

 

初めて固定のバンドメンバーになれた!

 

 

 

 

 

今で、そのメンバーとバンドするのも

2年4ヶ月くらいかな?

 

LIVEにも何度か出させて貰えて。

 

 

本当にメンバーに感謝してる。

 

 

 

 

ボーカル、ギター、ベース、ドラムの4ピース。

 

 

私以外の3人は

他のバンドもいくつか掛け持ちしてて

バンド歴も長いし

上手だし、とっても頼りになる

 

 

 

私なんかが入っていいのかな…?

って怖かった。

 

 

 

それに、じゃぁ次は何の曲やろっか?

って話になったら

 

私がレベルが低いから

出来る曲も限られて来て

 

本当にずっと申し訳ない気持ちしか無かった。

 

 

 

ドラムの技術に関しても

誰かに習った訳でもないから

もう全部手探りだし

 

一応曲に合わせれる様に一通り仕上げても

 

それでいいのか?

出来てるのかな?

 

…皆、どう思ってるんだろう。。。

 

って、

 

ずっと、ずーーっと不安だった。

毎回疑問だらけだった。

 

 

 

 

でも、こんな自分を受け入れてくれて、

 

もしかしたら心の中で

「下手やなぁ」

「もっとレベル高い曲やりたいのに」

とかって思われてたとしても

 

集まって練習出来る。してくれる。

 

 

 

この3人は本当に大事にしなきゃ。

 

 

って強く思ってて、

 

とにかく出来ることを頑張るしかない。

 

少しでもうまくなって、

皆がやりたい曲が出来る様になりたい。

 

一緒にやってもいいな、

って思って貰えるところまではならなきゃ。

 

それしかない。

 

 

 

 

 

そこから

 

自分の不安を掻き消す為に、

メンバーに認めてもらう為に、

 

一生懸命練習した。

 

 

 

 

一生懸命練習してもしても、

やっぱり何が正解かがずっと分からなくて、

迷いながら練習する事に限界を感じて

 

 

半年前からドラムレッスンにも通い出した。

 

 

 

習ったからと言ってうまくなる訳じゃない。

 

そこで教えてもらった事をちゃんと練習するかしないかは自分次第だから。

 

 

そう思って、習うことより、自力で練習することを選んでいたけど、

 

 

やっぱり”正しい解”を踏みながら、

最短ルートで上達への道を知れることは

早い。

 

 

 

 

 

そうやって1人がむしゃらに

少しでも皆に追い付ける様に…!

ってやってたのを、メンバーが気付いた。

 

 

 

 

「何か、上手くなってない!?」

 

「練習めっちゃしたやろ!?」

 

 

 

そう言われた時、

気付いてくれた時、

 

本当ーーーーに嬉しかった!!

 

 

 

少し認めて貰えた事で、

 

新しく課題曲決めるときにも、

 

「次はこれやってみよ!多分いけるよ!」

とか

「いや〜urarie、急激な成長を遂げてるからね!」

とか

 

少し期待して貰えて、

報われた気がした。

 

 

 

ずっと自分への劣等感がすごくて、

皆と音楽的な会話が対等に出来なくて、、、

 

自分は不必要なメンバーじゃないか、

って気持ちに苛まれていたから。

 

 

 

 

メンバーの1人が、

「今年はこのバンドをちゃんとレベルアップさせるって決めたから!」

って言ってくれた。

 

 

 

3年目に入ってやっと、

ここにいてもいいのかも、と少し思えた。

 

それと同時に、

2年間も、私に合わせてくれてありがとう

って心の底から思った

 

 

他にも掛け持ちしてるから、

 

このバンドは遊びくらいの気持ちでも、

暇潰しでも、

はたまたイヤイヤやってたとしても、

 

どんな気持ちであれ、

辞めずに続けてくれている事には変わらないから。

 

 

 

 

 

もっと、皆が本当に楽しいと思える様な演奏がしたい。

 

 

 

***

 

 

 

やりたい事は何歳からでも始められると思う。

 

 

けど、それを続けていくには

 

ご縁や運のおかげでもあると思う。

 

 

 

ホントに感謝感謝だし、

大事にしたい場所。