玉ねぎのあれは目にしみる。

〝考え厨〟の頭の中のキロク。

煉獄さんに学ぶ人生の意味とは?【鬼滅の刃】

こんにちは、urarie(うらりえ)です。

 

 

 

今日は、私が大好きなキャラ、

鬼滅の刃炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)

から学んだ人生論について書きたいと思います。

 

 

▼ 目次 ▼

 

 

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1.煉獄さんの生き様を見て、私も子供に何か残したいと感じた

煉獄さんは、炭治郎達、いわば「次の世代」に

自分の命を懸けて

大切な事を教えてくれています。

 

 

耳障りの良い言葉を投げかけるだけなく、

血を流し戦い抜き、後輩達を守り抜き、

その背中で、行動で、実際に見せてくれた。

 

 

本当にかっこいい兄貴・・・。

 

 

 

 

煉獄さんは死ぬ間際、

後輩達にこの様な言葉を残しています。

 

胸を張って生きろ。

己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ。

歯を喰いしばって前を向け。

君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない、

共に寄り添って悲しんではくれない。

 

竈門少年、猪頭少年、黄色い少年、もっともっと成長しろ。

そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ。

 

俺は信じる。君たちを信じる。

 

 

強さの象徴である柱の死は、

後輩達にはあまりにもショッキングな出来事です。

 

そんな自分の死で後輩達が歩みを止めてしまわない様に、

立派な戦士に、立派な人間になれる様に、

そんな煉獄さんの想いが詰まった言葉だなぁと感じました。

 

 

 

 

私には、1歳半の子供が一人いるのですが、

もし自分が死ぬ事になったら、

 

「この子に何を伝えてあげられるだろうか?」

「何を残してあげられるだろうか?」

 

このシーンを見てそんな風に考えました。

 

 

 

そして真っ先に浮かんだのは、

『人生って楽しいんだよ』

という事を伝えたい、という事でした。

 

 

 

これが最初に出てくるという事は、

これが私自身の人生のテーマでもあり、

永遠の課題でもある、

“人生観”なのかもしれない、と感じています。

 

 

 

そして私が自分の背中を見せて教えられる事、

それは

『人生を楽しくする為に、毎日が挑戦と失敗と学びの繰り返しよ』

という事くらいです。

 

 

 

この事を説得力高く伝える為には、

『実際に私が人生を楽しんでいる背中を見せる』、

『人生を楽しむ為に、挑戦と失敗を繰り返し学びを得ながら成長している背中を見せる』、

これが一番だとも思います。

 

 

【後世に何を伝えたいか?何を残したいか?】

 

 

こう考えると、自然と自分の人生論が見えてくる様な気がします。

  

 

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2.後世に色褪せなく残せるものは『想い』しかない

 

現代に置き換えて考えてみたのですが。

 

自分の持っている「財産」や「スキル(知識・技術)」は

色褪せるものだと思いました。

 

 

「財産」、つまりお金や家など有形物。

これは一番に廃れるものかな、と思いました。

 

 

引き継ぐ側からの目線でいうと、

これが一番手っ取り早い資産で楽なんですけどね(笑)

 

使い切ったら終わってしまう。

 

 

この財産を元手にあれして~これして~と、

頑張ってくれるなら話は別ですが(笑)。

 

 

 

 

そして、「スキル(知識・技術)」。

 

これが受け継がれる事は簡単な事ではないので、

受け継がれているだけで凄く素晴らしいと思います!

 

 

ただ、1つ問題があるとすれば

時代は常に変化している、という事。

 

 

数年前には重宝されていたスキルが、

数年後には大衆化されている、という事がありうる時代です。

 

 

 

よほどの伝統工芸技術とかでない限り、

未来永劫ずっと繁栄し続けられる事が約束されたスキルは無い

と言っても過言ではない時代です。

 

 

単純に「スキル」だけを継承した場合も、

やや色褪せていってしまうものなのかな、と感じています。

 

 

 

 

そんな中絶対に色褪せないものとは?

 

 

『想い』しかないのかな、と感じます。

 

 

 

『想い』というと抽象的に聞こえますが、

そう、抽象的なんです、想いとはw

 

 

『想い』っていうのは、

全ての物事に対する姿勢的な部分といいますか、

身の周りの出来事の捉え方の根本的な部分といいますか、

 

その人の「考え方」や「在り方」といった本質的な部分を創り出す時に繋がってくる大事な要素な訳です。

 

 

 

ちなみに煉獄さんが母から受け継いだ想いについては、

漫画の中で母が幼き煉獄さんに語った言葉の中で綴られています。

 

なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか?

 

―――弱き人を助けるためです。

 

生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者は、その力を世のため人のために使わねばなりません。

天から賜りし力で人を傷つけること、私腹を肥やすことは許されません。

 

弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です。

責任を持って果たさなければならない使命なのです。

決して忘れることなきように。 

 

煉獄さんのお母様も、やはり高潔なお方だったのです・・・。

 

 

 

こういう基礎の基礎の部分、土台がしっかりとした想いを込められて作られている人だからこそ、

 

強さに繋がる「スキル」=炎の呼吸 を愚直に鍛錬し、身に着ける事も出来たし、

「財産」=炎柱だった父/代々炎柱を輩出してきた家系の生まれ をも上手く活用する事が出来たんだと思います。

 

 

煉獄さんの物理的な強さも、人間としての心の強さも、

どちらもお母様の『想い』が根底にあるが故に、

精進して来れた努力の賜物なのです。

 

 

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3.圧倒的説得力は、どんな状況でも『揺るがない信念』から生まれている。

煉獄さんの圧倒的説得力・・・。

 

これは、煉獄さんがめちゃめちゃ強かったから、というだけの話ではないと思います。

 

 

 

どんな苦境に立たされても、

死が目前に迫っても、

 

どんな時だって、

煉獄さんは一本の強く、太い軸を持っていた、

「鬼から人を守る」という軸

 

 

 

上弦の参・猗窩座(あかざ)から

「鬼にならないか?」

とスカウトをされた際も、

 

 

強さは、人を守る為の手段でしかないと考えている煉獄さんと

強くなる事、強さを追い続ける事が人生の目的である猗窩座との

 

価値基準の違いが明確に描かれていました。

 

 

 

 

そして、自分がもうすぐ死ぬと分かっている時でも

炭治郎にこの様な言葉を残しています。

 

俺がここで死ぬことは気にするな。

柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。

柱ならば誰であっても同じことをする。

若い芽は摘ませない。 

 

物凄く達観している人で、本当に尊敬です・・・。

 

 

「鬼から人を守る」事が目的な訳ですが、

その目的を果たすのが自分でなくても良い訳です。

 

 

自分が人間である限り、老いる事も死ぬ事も分かっている。

自分一人でできる事は限られていると分かっている。

だからこそ自分が今出来る事に全力を尽くす。

そして、未来を担う後生を守る。

 

 

かっこよすぎます・・・煉獄さん(←ただのファン。

 

 

 

これだけの窮地に立たされても、

一瞬の迷いも見せず、

ただただひたすらに自分の信念に真っ直ぐ向き合っている姿を見せられたら・・・

 

そりゃ心に何か響きますよ。ええ。

 

 

 

 

圧倒的な説得力とは、

煉獄さんの様に

どんな状況でも揺るがない信念から生まれてくるのだと感じます。

 

 

 

 

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あまりにも大好きだった煉獄さん。

 

本当はもっともっとあなたの活躍を、

心を燃やす姿を見ていたかったです・・・。

 

 

煉獄さんの熱き炎で、

炭治郎達だけでなく、

私達読者の心にも灯がともったことと思います。

 

 

 

いくつになっても漫画から学ぶ事はまだまだありますね。

 

 

※ちなみに煉獄さんのかっこよさをもっとちゃんと知りたいよ!って方は、単行本6~8巻あたりが煉獄さんの活躍どころ満載です!リンク貼っておきます。

 

 

*urarie/うらりえ*