玉ねぎのあれは目にしみる。

〝考え厨〟の頭の中のキロク。

【謎解きゲーム感想vol.2】おうち時間に『3人で読む推理小説』ネタバレなし・初心者OK・1〜3人プレイ可

こんにちは、urarie(うらりえ)です。

 

 

本日はオススメの謎解きゲーム・脱出ゲームの紹介、第二弾でございます。

 

 

↓  第一弾はこちらから。

urarie.hatenablog.com

 

 

本日紹介致します謎解きゲーム、その名も

『3人で読む推理小説 スカイホープ最後の飛行』

 

 

今回も、

  • ネタバレしない様に。
  • 謎解きゲームって興味あるけどどんなもんなの??の疑問が少しでも晴れる様に。 


この辺り意識しながら紹介させて頂きますね。

 

▼  目次 ▼

 

 

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※画像:SCRAP公式サイトより引用

 

1.ネタバレなし!『3人で読む推理小説 スカイホープ最後の飛行』の紹介

1.こんな人におすすめ

まずはどんな方にオススメかをまとめてみました。

 

こんな人におすすめ

・謎解きゲームや脱出ゲームに興味がある

・謎解きビギナーだ

推理小説が好きだ

・事件と聞くと解決したくなる

・ミステリーの主人公になってみたい

・おうち時間を充実させたい

・友達とリモートで楽しみたい

 

 一般的な脱出ゲームほどギミック(仕掛け)が複雑ではなく、シンプルに「謎を解く」ことに集中出来る推理小説型の体験ブックなので、謎解き初心者さんでも十二分に楽しめる内容です。

 

詳しくは次の項目で解説していきます。

 

 

2.ゲームの概要(ゲームなの?小説なの?)

今回紹介いたします『3人で読む推理小説 スカイホープ最後の飛行』は、小説型のゲームブックです。 

 

だけど普通の小説と大きく違う点が2つあります。

 

 

それは、

1.この物語の主要な登場人物3名のうち、好きなキャラクターにあなたがなれる点。

2.選んだキャラクター目線で物語が展開していく点。

この2点。

 

 

 

ゲームのベースは、とある飛行機で起きたハイジャック事件の真相に迫る推理小説です。

 

だけどこのゲームブックの面白い点は、この1つの事件に関わるとある3人の登場人物それぞれの目線で描かれたストーリーが、それぞれ別冊になっている点です。

 

こんな感じで。

 

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この3人のキャラは元々何の接点も無いのですが、それぞれが別のある目的を持って、偶然同じ飛行機に乗り合わせた3名。

 

 

ハイジャックに遭う飛行機に乗り込む前には、当然それぞれが自由に行動している為、

  • 見たもの
  • 聞いたこと
  • 遭遇した人物
  • 起きた出来事

など、3人それぞれが違う場所で違う体験をしています。

 

 

その3人の持っている情報を話し合いで交換し合いながら推理し、事件の真相に迫っていきます。

 

 

 このゲームブックの流れはザックリと以下の様な感じ。

 

ゲームの流れ

1.自分の選んだキャラの第一章の小説を読む

2.第一章が読めたらweb上の出題・解答ページへ。

3.設問について3人で情報を交換し合って謎を解く。
4.謎が解けたら、続きの小説(第二章)をそれぞれ読む。

5.2~4の繰り返し。

 

つまり、小説でもあり、協力型の謎解きゲームでもあるのです。

 


 

3.ストーリー&3人の登場人物紹介

ストーリーに関しては、このゲームブックの出版社SCRAPさんの公式HPから引用させて頂きます。

 

犯罪者を追いかける捜査官トーマス、妻に逃げられた管制官ニコラス、夢を追うマジシャン見習いベル。

ハリウッドに 向かう飛行機スカイホープ404便で、ハイジャック事件が起こった。機内で放たれた一発の銃弾が、3人の運命を交わらせる。

犯人はなぜ空港の厳しいセキュリティをくぐり抜け、銃を持ち込めたのか?

ハイジャックの目的とは?

すべての謎を解き明かしたとき、物語に隠された驚くべき仕掛けに出会う――。

 

 

いやー、いい。とても(拍手)。

 

何がいいって、最後のこの「驚くべき仕掛け」

 

謎解き紹介vol.1の過去記事でも、謎クリエイター集団のSCRAPさんへの愛を、わたくし語らせて頂いておりますが、この「驚くべき仕掛け」っていうのがSCRAPさんらしくて、とてもいい(拍手再び)

 

 ↓ SCRAPさんへの愛を語っている過去記事はこちら。

urarie.hatenablog.com

 

私は謎解きゲームだけでなく、ミステリー小説や映画も好きなんですが、この伏線回収の気持ち良さが、たまらなく好きなんですよね。

 

置いていったフラグはきっちり全部回収してほしいんです。

それもあっと驚く形で。

 

 

それが今回もきっちりありました。感謝。

 

ネタバレになるので、勿論ここでは言えません(←物凄く言いたい)

 

 

 

はい、本題に戻ります。

 

 

続いて、先ほどのストーリー紹介文の冒頭にも出て来ておりますが、3人の登場人物について。

 

以下3人のうちの誰か1人になってゲームを進めます(3人プレイの場合)。

 

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■捜査官トーマス

大泥棒ジョージ逮捕に向けて捜査を進めている捜査官。

➡こんな人におすすめ:場を仕切るのがうまい人

 

管制官ニコラス

空港の管制官。最近、妻が息子を連れ家を出てしまった。

➡こんな人におすすめ:的確に情報を把握できる人

 

■マジシャン見習いベル

世界的マジシャンになる夢を実現すべく空港に来た女性。

 ➡こんな人におすすめ:思ったことを多く伝えられる人

 

 

さぁ、あなたはどのキャラクターになりますか?

 

誰を選んでも謎解きにはしっかり参加出来ます。

 

3人がそれぞれ体験する出来事を全て鑑みて推理しないと、謎の答えには辿り着けませんから。

 

 

4.遊び方

このゲームブックは、1人や2人でもプレイ可能です。

 

1人でじっくり、3人の主人公目線の話を読み込むのも面白いです。

 

 

だけど、個人的にはオススメはやはり3人プレイです。

 

 

1/3の情報しか見えず、それだけでは謎を解く事は不可能。

 

自分に持っていない情報を他の2人の内どちらが持っているのもどかしさ。

 

その状況下だからこそ、話し合いでどんどん3つの視点の情報が繋がっていく快感が味わえます。

 

 

プレイメンバーの他に、ゲームを始める為に必要なものは以下の通りです。

 

必要なもの
  • 筆記用具
  • ネット端末(スマホでも勿論OK)
  • ゲームブック9冊(主人公1人につき第1~3章の3冊×3人分)
  • 付録の『MAP+搭乗者リスト』

 

 

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付録の『MAP+搭乗者リスト』(※SCRAP公式サイトより画像引用)


アナログギミックに興奮しがちな私としては、この付録を見て拍手(笑)

 

容疑者一覧とか、事件現場の地図とか、、、すごく好き。ワクワクが止まらないです、はい。

 

・・・脱線すみません。

 

 

 

ゲームの遊び方についてですが、対面でもリモートでも可です。

 

リモートでも楽しめるのがこのご時世有り難いですよね。

 

写真や画像を見せ合う必要は無いので、遠隔でも、会話さえ出来る環境があれば問題なしです。

 

 

 

 webへの解答入力は何度でも出来ますのでご安心を。間違っても大丈夫。

 

ただし、間違えるごとに、ゲームクリア時に表示される成功率が減っていきます。

 ヒントを使用した回数によっても成功率は変わります。

 

  • ノーヒント・ノーミスで完璧なるクリアを目指すもよし。
  • ヒントに頼りつつマイペースでのんびり進めるもよし。
  • 1人で三人分の小説を同時に読み進め、別角度での物語の展開を堪能するのもよし。

 

楽しみ方は自由です。 

 

 

5.所要時間

このゲームの所要時間は、公式情報としては「3~4時間」とされています。

 

3人プレイの場合は、1人あたり3冊の小説(第一章~第三章) を読む事になります。

この小説1冊自体は、非常に薄く、15分程度でサラリと読めます。

 

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サイズはA5で小さめ

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第一章~第三章、3冊あわせて厚さは5㎝程度

 

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中身はこんな感じ(試し読みページから引用)

 

実際にプレイしてみた感覚としては、各自が小説を読み進めるペースや、謎を解くスピードによるとは思います。

 

 

ちなみに私は3人プレイで挑んだのですが、公式情報通り、だいたい3~4時間でクリアしています。

 

 

まとまった時間が取れなかった為、「1日30分だけ」と決めて、毎日少しずつ進めていたのですが、こういう進め方で遊ぶ場合の注意点は1つだけあります。

 

それは、web上の解答ページが途中保存できない点。

 

既に第一章の謎についてクリア済みだとしても、第二章の謎解きの途中でネットを閉じてしまったら、また第一章の謎の答えから入力し直さなければいけません。

(※運が良い時は、入力済の文字が残っている場合もありました。)

 

 

なので、もし私の様に毎日少しずつ進めていきたい方は、webの解答ページに入力した答えをメモしておくことをオススメします。

 

 

そうすれば、入力し直す手間はあるものの、マイペースに謎解きを進める事ができますよ。

 

 

6.難易度

 難易度の表現は毎度悩むのですが…、今回は以下の様な理由から『謎の難易度は初級レベル』とさせて頂きます。

 

これはしっかりとお伝えしたいことなのですが、謎の難易度」は初級でも、「謎のクオリティ」は絶品ですよ。

 

謎の難易度を初級レベルとした理由
  • ヒントがあるから
  • 謎解き初心者の方でも楽しめる設計だから
  • 謎解きゲーム特有の暗号やパズルといった要素はほとんどないから
  • 謎そのものは初級レベルでも、3人のコミュニケーションの難しさ(=面白さ)が大きく加点され、ゲーム全体の難易度は変動するから

 

ちょっと不思議な構造の謎解きゲームブックでもあるのですが、その実態は「情報収集」と「推理」を純粋に楽しめる『推理小説です。

 

そのシンプルな推理小説の中に、脱出ゲームでもいつも体感させて頂ける、SCRAPさん特有の「仕掛け」が盛り込まれている、といった感じでしょうか。

 

なので、脱出ゲームや謎解きゲームに興味がある方の入口として、非常に入りやすいゲームブックだなぁと思います。

 

 

 

そして、さきほどの最後の項目、

  • 謎そのものは初級レベルでも、3人のコミュニケーションの難しさ(=面白さ)が大きく加点され、ゲーム全体の難易度は変動するから

これがどういうことかと言いますと。

 

 

例えば、推理に行き詰まったと思ったら、誰かが「あ!私そういえばその人見かけてたわ!ごめん!」といった見落としをしていただけだったり。

 

逆に、誰かがぼそっと呟いた一言で急速に推理が進んだり。

A「誰かこんなの見てない?」

B「あ!それどこかで見た気がする!」

C「おい~!それを早く言ってよ!」

B「いや、こんな描写ふつう関係無いと思うやん!?笑」

こんな会話もたびたび。笑

 

 

謎自体の難易度よりも、3人のコミュニケーションの難易度。

それこそがこの事件の謎をいかようにも深めます。

そしてこの深みこそがこのゲームブックの最大の醍醐味でもあります。

 

 

2.ゲームブックの入手方法&価格

1.通常セット(3人分の完全版)がオススメ

通常セットの中身は以下の通り。

 

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この全てが入って、税込2200円(送料無料)で届けて貰えます。

 3人プレイなら、1人あたり733円です。

 

 

この通常版の入手方法は以下3つ。

 

【1】SCRAPさんの公式HP(スクラップグッズショップという所から購入可)

 

【2】Amazon(プライム会員でなくても2日後には届く様です)

 

 

【3】楽天楽天ポイントお持ちの方であれば、一番割安かも)

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

3人で読む推理小説 スカイホープ最後の飛行 [ SCRAP ]
価格:2200円(税込、送料無料) (2021/4/28時点)


 

 

 

ちなみに私は

通常セットをAmazonで購入し、付録のMAP(A3カラー)をコピーの上、他の2人に手渡しで配布しました。

 

 

2.分冊購入(任意のキャラ1人分のみ)は要注意

例えば3人プレイをリモートでやりたい時など、分冊で購入出来れば便利ですよね。

 

それぞれが、自分の担当するキャラクター1人分だけ(任意のキャラの第一章〜第三章の3冊のみ)を通販で買えばいいので。

 

 

結論から言うと、分冊購入は可能ですが、デメリットもあります。

 それは「値段が割高」もしくは「ヒントが探しづらい」点です。

 

 

まず、分冊購入の方法ですが、以下の3つです。

 

【1】SCRAPさんの公式HP(スクラップグッズショップという所から購入可)

 

【2】Amazon kindle電子書籍) 

▼例:捜査官トーマス版

 

【3】楽天Kobo電子書籍

▼例:捜査官トーマス版


 

(※ 電子書籍では、管制官ニコラス版とマジシャン見習いベル版も勿論ありますがリンクは省略します)

 

 

 

続いて、分冊購入のデメリットについてです。

 

【1】の公式サイトでの分冊購入の場合は、送料770円が追加でかかる為、割高になります。

 

キャラ1人分の総額は、税込1650円となります(本体価格880円+送料770円)。

通常セットですと、1人分は733円の為、約2倍以上の価格 です・・・。

 

 

 

また、【2】Amazon kindle、【3】楽天Koboでしたら、電子書籍ですから送料無料。

金額としては本体価格のみの税込880円です。

 

ただし電子書籍の場合「ヒントが探しづらい」という点がネックになる様です。

 

 

 

このゲームブック専用の特設サイトで、ヒントを見ることが出来るのですが、ヒントはこの様に提示されます。

 

ヒントの表示例

「トーマス編p.5を参照のこと」

 

しかし、 kindle版の試し読みを見たところ、 電子書籍ではページ番号の表記が省略されている様です。(紙の書籍版だと、勿論ページ番号は表記されています。)

 

 kindleの機能で「ページ数検索」は出来ますが、ヒントで提示されている本のページ数とズレています。

(例:ベル編の本のp.1= kindle本のp.18あたり?)

 

 

なので、煩わしさなくヒントに頼れるという安心感が欲しい方は、書籍版での購入をオススメします。

 

 

とはいえ、分冊購入や電子書籍も便利ですしメリットもあるので、ご都合よい形でゲットして頂ければと思います。

 

 

3.2人以上で楽しむなら郵送もあり

参考までにですが、2人以上で・リモートで楽しみたい場合、私なら通常セットを買って、他のメンバーに郵送で送ると思います。

 

<1人分のセットの重さ>

  • 本3冊(第一章〜第三章)   87g
  • 本3冊+付録のMAP(A3)  98g

 

重さを100gまでに押さえたら、郵便料金140円で送れます。(100g超で210円〜)

 

MAPだけPDFで共有するなど工夫すれば140円で送れそうなので、お手頃かなぁと思います。

 

ご参考までに。

 

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3.実際にやってみた感想

「ストーリーがよく出来ている!」

これが率直な感想でした。

 

 

今回このゲームブックを遊ぶきっかけとなったのは、謎解きビギナーさん2人が謎解きゲームに興味を持ってくれたことでした。

 

「2人に楽しんでもらいたい!」と意気込んで良さそう物を探した結果、この『3人で読む推理小説』に辿り着きました。

 

 

そういう背景も踏まえた上で、私的に良かった点はこちら。

 

このゲームブックの良かった点
  • 謎解きの熟練度に関わらず、全員が主役として参加出来た
  • 場所を選ばずに楽しめる構成だった
  • 読書が苦手でも読みやすい本だった(メンバー談)
  • 新しい謎解き体験が出来た

 3点目以外について詳しく説明します。

 

 

まず1つ目。

『謎解きの熟練度に関わらず、全員が主役として参加出来た』。

 

これが私的には1番良かった点ですね。今回の目的としても。

 

3人のそれぞれのストーリーに、情報がいい感じに散らばっているので、3人全員が前のめりで積極的に話さなければ、絶対に答えに辿り着きません。

 

これが素晴らしかった。

 

 

謎解きとか脱出ゲームって、友達と一緒にやっても、熟練度が違うと全員がスッキリ体験出来なかったり…。

 

ここが複数プレイの難しいところなんだけど、このゲームブックは全員に役割がきちんと与えられています。

 

ビギナーさんでもしっかり参加出来てる感があって、それがとても良き。

 

 

こんなのもっと作って欲しいなぁ。

そしたらビギナーさん達とももっと一緒に楽しめるのになぁ。

 

 

 

そして2つ目。

『場所を選ばずに楽しめる構成だった』。

 

ブラウザ版ではない謎解きゲームや脱出ゲームって、どうしてもコンポーネントが多くなったり細かくなったりしがち。

 

 

私はそれが好きだし魅力だと思ってるんですが、

  • 手軽に出来ない
  • 外で遊びづらい
  • 短時間で切り上げづらい

 こういったデメリットもあります。

 

 

一方、このゲームはそんなデメリットが皆無。

 

薄い本と、A3ペラいちの紙(MAP+搭乗者リスト)。以上。

 

だから、リモートでも、カフェでも、職場でも、チャチャっと始められてササッと途中で終えられます。

 

物理的な取り掛かりやすさも◎でした。

 

 

 

そしてなんと言っても4つ目。

『新しい謎解き体験が出来た』。

 

 

正直最初は、自分が楽しむぞ!というゲスト感覚ではなくて、2人に楽しんでもらえたらいいな、というホスト感覚で、このゲームブックを選びやり始めました。

 

でも気付いた時には、物凄く自分が楽しんじゃってて、おもてなし精神は良い意味で消え去りました(笑)

 

 

ほんとにね、全員が主人公として活躍出来ます。

 

それがまず新しかった。

 

 

それから、やっぱり何と言っても見事な伏線回収ですよ。お見事。

 

中盤からは、驚きと納得の連続で、坂道を転げ落ちる様に一気にストーリーが走り出します。お楽しみに。

 

 

 

…実は途中で「これはもしや…?!」と、大きな仕掛けに私は気づき掛けたんです。

 

でも、自分1人だけの目線では事件の全貌に辿り着けないので、仮説や閃きがいい意味ですぐに確信に変わらない。変えられない。

 

それが逆によかった。

 

ちなみに私がどのキャラを演じたかは、ネタバレに繋がるリスクもややあるので内緒です。

 

 

ということで総評としては、

「新しい謎解き体験をありがとう、SCRAPさん!」

 

とっても満足でした。

 

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4.【おまけ】謎解きゲームのもう一つの楽しみ方

ゲームブックのレビューからは脱線するので、意識半分で読み流して頂いてもいいのですが、愛を語りたいから書きます(笑)

 

 

先程

「このゲームブックはよく出来ている!」

という感想を書きました。

 

 

すみません、これ普通に何様発言なのですが、謎解きゲームを遊ぶ時、私はいつも制作者さまの気持ちを想像してしまうんです。

 

謎や仕掛けには、制作者の方々の遊び心が透けて見える。

それがとても楽しいんです。

 

 

「あ、ここ絶対企みながら作っただろうな〜」とか「楽しんでギミック盛り込んでるな〜」と感じれるポイントがあるんですよね、必ず。

 

大人が真剣にいたずらを考えている。

人を喜ばせるいたずらを。

 

そういう真剣なおふざけって大好き。私もそういう遊び心を持っていたいタイプです。

 

 

そしてかくいう謎解きゲームは、ただのホスピタリティやワクワク心だけでは作れないんですよね。

 

知性、論理性、新しい発想、経験から絞り出すアイデアが必要というか。だから大人の真剣ないたずらって面白い。

 

 

別にこれはどんなサービスや商品でも共通して言える事ですが、謎解きゲームは高度ないたずら心が、直にサービスの質に繋がる。

 

そんなところが好き。

 

 

はぁ、愛は深まるばかり。です(笑)

 

 

ちょっと別角度から「好き」を紐解いてみたら、謎解きのもう一つの楽しみ方に辿り着きました。

 

 是非多くの方々に、いたずら好きの大人たちの渾身のサプライズを体験して頂きたいです。

 

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それでは今回も、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

 

*urarie/うらりえ*