この夏は、固定した3つテーマ記事を日替わりで書いていきます。
てことで、今回のテーマはこちら。
- 子供が苦手なママの子育て事情 ☜ピコン!
- SNS苦手民がネットで息していく奮闘記録
- 日々の出来事から考察して考えたこと
- 1.子供が苦手なギリギリママとは
- 2.寝かしつけの理想と現実
- 3.子供が苦手なママの寝かしつけ術、〇〇タイムを設けています
- 4.〇〇タイムを続けたことで起きた変化
- 5.キラキラママは目指さない、子供が苦手なママでもいい
1.子供が苦手なギリギリママとは
はい、私のことです。
「子供が苦手」と「子供が大好き」の狭間で息をするギリギリママです。
私は、赤ちゃんや小さい子供に苦手意識が元々強い人間でした。(やや克服したという意味で過去形で表現していますが、悩むところ。)
今は、自身の妊娠・出産を経て、2歳の娘の母親をやっています。現役ママですから、当然子供の生態には以前より詳しくなってきましたし、色々分かって来たこともあります。
子供と一緒に生活をしてみて気付いたことは、「私は子供を“嫌い”な訳では無かったんだ」ということ。とっても可愛くて愛しい存在です。
それでも心の奥深くの「やっぱり子供は苦手だ」という気持ちは、今も完全には消え去ってはいないです。
どの部分が苦手なのか?
答えは、
- 常にテンションが高い点(喜怒哀楽すべて)
- 子供との時間は自分でコントロール出来ない事が多過ぎる点
- 子供との時間は基本的に全てが体力勝負である点
子供がもう少し成長したら、またきっと受け取り方は変わってくると思いますが。
2.寝かしつけの理想と現実
『寝かしつけ時には必ず絵本を数冊読んであげます』
キラキラママたちが語る、こんな映画のワンシーンみたいな寝かしつけをするんだと思っていました。
だけど現実の私はというと、ベッドに横たわる頃には既にヘトヘト。ベッドに寝転ぶやいなや「あ~やっとこの時間だ~~」と一瞬で脱力。いつも心の中では「早く寝てくれ~」と唱えていました。
絵本を読んであげたい気持ちは山々なんだけど、しんどすぎて無理(笑)。絵本を読み終わったら「もう1回!もう1回!」ってキラキラした顔で何回も言われるのもしんどい・・・。「今日はこれで終わりね」って言おうものなら大きな声で「や~だ~!」とゴネられるのもしんどい・・・。もう、寝ようよ・・・ってさらにクタクタになります。
寝室で、娘が寝るまでの時間をじんわり楽しむ余裕などなく、「早く今日が終われ~」と祈りながら毎日眠りを迎えるのは、喜ばれたものではないなと胸がチクッとしていました。
3.子供が苦手なママの寝かしつけ術、〇〇タイムを設けています
そういう反省もあり、現在、私が寝かしつけの時に毎日行っていることがあります。
それが「いちゃいちゃタイムを設けること」。
ネーミング、何かあれなんですけど(笑)、その名の通り子供といちゃいちゃするんですよね。
具体的な行動としては、子供を抱きしめながら「〇〇ちゃん、今日も大好きだったよ」と寝る前に必ず言葉にして伝えます。
どんなに疲れている日でも、どんなにイライラすることがあったとしても、1年間これだけは毎晩欠かさず行ってきました。棒読みの日もあったり(笑)、最初は子供もノーリアクションだったのですが、1年間ずっと続けて来れたのは、とあるテレビ番組での一コマがきっかけでした。
それは今から一年前、2020年7月に放送された、TBSの『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』での一コマでした。もしもペットが突然話しかけて来たら、子供は信じて話すかどうか?というコーナーで、ターゲットはココリコ遠藤さんの2人の息子さんでした。
大人が部屋からいなくなり、ペットの犬と子供たちだけになったら、犬が日本語で話しかけてくるんです。2人の子供たちはそれを信じて、犬とお話していました。その時の犬と息子君の会話が、とても印象的だったんです。
犬『〇〇君はさ、お父さん(ココリコ遠藤さん)のこと好き??』
息子さん『うん、好き!毎日「〇〇君大好きだよ」って言ってくれるんだよ!』
息子さんは「お父さんから愛されているという事」に自信がある様子でした。
別室でモニターを見ていた遠藤さんも、「ちゃんと僕の言葉、聞いてたんだ」と感心していました。
私はこのやり取りが物凄くいいなぁ~と思って、その日から早速真似してみました。寝る前に絵本を読んであげたり、色んな事をしてあげるほどの余裕はないけれど、「あなたを嫌いなどではない、むしろ大好きだよ。」と、心を満たしてあげることが出来ればいいな、と。
4.〇〇タイムを続けたことで起きた変化
いちゃいちゃタイムを1年欠かさずに行ってきた結果、以下の様なうれしい変化が起きてきました。
- ポジティブな時間を意識的に振り返るスイッチが入る様になった。
- 子供が安心した様子ですんなりと眠る様になった。
- 子供が「だいすき!」と言ってくれる様になった。
変化①:ポジティブな時間を意識的に振り返るスイッチが入る様になった
1年前は、そもそも私が「大好きだよ」という言葉を絞り出すのに慣れておりませんでした(笑)。子供側も私の言葉をまだ完全に理解出来る様な歳ではありませんでしたが、続けてみようと思いました。
というのも、自分がどんなに疲れていても、カリカリしていても、「大好きだよ」と言葉にして発する事で、子供とのポジティブな時間を意識的に振り返るスイッチが入る様になったからです。
「〇〇ちゃんのどんなところが好き」とか「今日はこんなことが出来る様になったよね」とか、そんな言葉がスラスラ続く様になり、「明日も一緒に遊ぼうね」と温かい気持ちで一日の最後を迎えることが出来る様になりました。
「今日が早く終われ」と願いながら寝かしつけをしていた昔の自分からすると、これは大きな大きなプラスの変化でした。
変化②:子供が安心した様子ですんなりと眠る様になった
私にとっての良い変化は最初からありましたが、子供側はというと、最初はほぼノーリアクションでした(笑)。1歳になりたてで言葉もまだ上手に喋れない歳だったので、そりゃそうだよなって感じではありました。
しかし毎晩続けていると、次第に変化が出て来ました。
最初の変化は、「〇〇ちゃん、大好きだよ」と抱き締めると、ぎゅっと抱き返す様になって来ました。娘も安心している様子で、寝付くのも早くなって来ました。
慣れてくると、ベッドに入るやいなや、自分から私のお腹の上に乗って来て、ハグの態勢で待機してくれる様になりました(笑)。
変化③:子供が「だいすき!」と言ってくれる様になった
そして、だんだん娘がお喋りが出来る様になってきた頃、ビックリする変化がありました。
日中、普通に一緒に遊んでいた時に、とてとてとこちらに歩いて来たかと思ったら、「だいしゅき」と言いながらぎゅっと抱き着いてきたのです。これはとても感動しました。
娘の様子を見ていると、例え言葉の意味や理由は分からなくても、「ママは自分のことを好きなんだ」と自己肯定感に繋がっているんじゃないかなと感じます。
今は、寝かしつけへのストレスはほとんどありません。
「ねんねしに行こう?」と誘うと、大好きなぬいぐるみ達に「おやすみ~」と手を振りながら、ささっと寝室へ向かい、勝手にベッドに上がって待っていてくれます(笑)。
電気を消して、私がゴロンとベッドに寝転ぶと、お腹の上に乗って来たりゴロゴロとスキンシップを取り始め、「まま、だいしゅき~♡」と言いながら、向こうからいちゃいちゃしてきてくれる様になりました。
5.キラキラママは目指さない、子供が苦手なママでもいい
世の中には育児を心の底から楽しむママもいれば、私の様なママもいます。やっぱり子供は苦手だけど、我が子を愛している、という狭間のギリギリママです(笑)。
私は自分の子育てに自信が無いので、発信するつもりは元々無かったですし、適切な表現や伝え方が出来るのかどうかも、個人的には少し怖いところでもあります。
それでもありのまま発信したいなと思うのは、ありのまま話してくれたママ友に過去に救われたことがあるから。
「キラキラママ以外にも、色んなママがいる」
この事実は、当時の私にとっては物凄く救いでした。
当時の自分を救うつもりで、子育ての記録も残していきたいなと思います。「大丈夫、何とかなるよ!」という気持ちで。それが誰かの心を軽くすることに繋がればいいなぁ。
***
P.S.
最近、多忙を極めていたのですが、せかせかしている時こそ、あえて意識的に物凄くゆっくり歩くと、心が落ち着いていきました。
「行動する」「言葉にする 」って自分をマインドコントロールする力があるなぁと感じました。
*うらりえ*
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