1.キャリアの9割は偶発的
とーーってもお久しぶりになってしまいました、うらりえです。
前回の投稿がなんと半年以上前・・・。実はこの空白の半年の間、ものすごくしんどかったです、仕事が・・・。何があったかはまた後日書き記しておきたいと思うんですが、この苦しい期間のおかげで、「やりたいことがわからない症候群」から抜け出せそうな気がしてます。
あ、抜け出しきれてはいませんよ(笑)
今だにわからんこと死ぬほどあるんだわ(笑)はははhaha
だけど、大事なことに気付かせてもらえたので、記録しておきますね。
その大事なことっていうのは、
「キャリアの9割は偶発的におこる」ってこと。
キャリアってのは、誤解している人も多いんだけど、〝轍(わだち)〟って意味があって、要は自分が通ってきた道筋のことね。だから、キャリアとは過去の積み上げのこと。
一方、やりたいことっていうのは未来のことだよね。
自分の前後の道が、「キャリア」と「やりたいこと」。そういう解釈で話を進めていきますね。
はい、話は戻って。
キャリアの9割は偶発的におこる、って話。
なんか、理想はさ、「やりたいこと」に向かって自分の意思で走っていって、ふと後ろを振り返ったら「やりたいことを突き進んできたキャリア」が出来上がっていた、ってのがイケてる風~!!って、私誤解してたなーって気付いた。
いや、そういうタイプの人もいますよ。
前回の記事↓↓(前回が半年前っておい…w)でいう「ストレートキャリア」の人ね。
でもさ、「やりたいことがわからんないからどっち向いて走ったらいいかがわからんのじゃー!!」って人も多いと思うんだよ。
それでさ、
行先決まってないのに頑張って走る意味あんの??とか
やりたくもないことで努力とかしたくないし、とか
貴重な時間、やりたいことに注ぎたいっす!とか
なんかそういうこと色々考え出して、「やりたいこと」って書かれた標識を探したり、探しても見つからないから自分で標識作ったり、そういうのやり出したりする訳よね。
ここでもうお気付きの方もいらっしゃるかもなんですけど。
標識探し、ないし、標識づくりに邁進しているこの方々・・・
【悲報】この間、一歩もその場所から動けてません。
つまり
【再・悲報】この間、キャリア築けてません。
あ、これ全部、過去の私の話ですーーー(つらみww
轍(わだち)がゼロだと、いつまで経っても、見える景色は一緒。
だけど、少しずつでも動き出して轍をつくっていくと、【何か】が起きる。
途中でうさぎやキツネに出会うかもしれない。気付いたら、動物たちのブルーメンの音楽隊の一員になってるかもしれない。(突然のメルヘンぶっこみ)
途中でやばめのクマ的なやつに出会って、必死で猛ダッシュするはめになるかもしれない。それで気付いたら、見たこともない町に辿りついてるかもしれない。(メルヘンからの、急な命の危機)
【何か】はいいことかもしれないし、悪いことかもしれない。
けど、そうやって予期していなかったことたちの積み上がりで出来るのが、自分のキャリアだったりする。
自分の意思で進む道を選択してきたつもり私ですが、
結果、私のキャリアなんてものも、10割10分10厘、偶然でできてますわ。
そんなもん。
2.畑を変えるのではなく、畑を耕し切る意識
それでね、タイトルにもある通り、やりたいことがわからない症候群から抜け出せそうな気がするって話なんだけど。
私、これまではさ、「この畑で〝やりたいこと〟が見つからないなら、見切りをつけて次の畑へ乗りかえるのじゃー!!」って動いてたんだよね。〝やりたいこと〟って奴の、色も形も大きさも知らない癖にね(笑)
でも実は結構いると思うんだ、こういう人って。
何が言いたいかっていうと、「やりたいこと」っていう黄金の玉ねぎを 一発で掘り当てることを狙うなってことです。
畑を変えて、一発狙うのも もちろんアリなんだけど、
たぶんそんな簡単に見つかるなら、最初から「自分のやりたいこと」なんて推測できてると思うんだよね。
ストレートキャリアを築けない「やりたいことがわからない症候群」の人にはさ、黄金の玉ねぎは「ない」と思うのよ。たぶんね。
分かりやすい答えがないから、自分で答えをつくっていくしかないんだと思うんですよ。
「畑を変える」のも選択肢のひとつではあるけど、
目の前の畑を、手を変え、人を変え、道具を変え、やり方を変え、耕し切るのが先かもしれないね。
\ 参考記事/
▼〝続ける覚悟〟ともリンクするね。
\ 参考記事 /
▼ちなみに「玉ねぎ」は当ブログの鍵なんです(笑)
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ちょっと自分の話になるんだけど
冒頭に述べた、苦しかったこの半年間で、
私は、今までよりもう一層だけ深く、目の前の畑を耕せた気がする。
おもしろいのがさ、
別に耕したかったんじゃないんのよ。
むしろ、苦しくて「畑変えます」宣言=「転職します」宣言してたくらいだからね・・・(苦笑)
「とりあえずこの畑から降りるぜ~」ってワーワー揉めてるときに
ふと右手を見たら、さらに深く耕すための武器を持ってることに気付きまして…。
だから、最後にその武器でやるだけやってみよか…ってなっただけ。
逃げる気満々だったんだけど(苦笑、
「畑を変える」前に、「畑を耕し切る」みたいになったんです、結果的に。
でも、今回はそれでよかったな、って。
あの時、「もうちょっとだけ、やれることやり切ってから」と踏みとどまったおかげで、今また一つ好きなことというか、やりたいことのかけら??おもしろい!と思えるものを見つけられたから。
まぁ、結果論なんですけど。
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畑を変えるのって、想像以上に簡単なのよ、まじで。(畑変え経験2回あり)
いつでも出来るのよ。
「変えまーす」って言ったら終わりだからね。
(大きい声じゃ言いづらいけど、最悪いきなり飛ぶことだってできるんダゼェ???)
だからこそ、
畑を変えるにしても、目の前の畑を耕し切ってから。
この意識が大事。
少なくとも「やりたいことがわからない症候群」の私にとっては。
3.言ったモン勝ち
こうして、予期しない形で「畑を耕し切る」の第一段階を突破できた私なんだけど。
(※正確にいうと、
「今できることをやり切る気持ちで挑んだら、1つ壁を乗り越えられた」
ってだけの話なんだけど、
一旦ここでは「畑を耕し切った」という表現で進めさせてくだせぇ。)
別にものすごく出来た人間でもないし、
忍耐力が異常に高いわけでもないし(実際、逃げようとしてたからねw)
超一般ピーポー、平凡な人間なわけですよ。
じゃぁなんでそんなフツーな私が「畑を耕し切る」ことが出来たんだ?
ここをちょっと振り返って考えてみた結果、ひとつだけ思い当たることがあった。
私、思っていることをすぐ言っちゃうタイプなんだけど、それが今回はプラスに働いたんだわ、という発見。
この性格、自分的には直さないといけない「短所」と捉えていたんだけど、短所と長所は裏返しとはよく言ったもので。
つまりよ、何が言いたいかというと
畑を耕し切りたいなら、言ったモン勝ちじゃね??ってこと。
不平不満も、
自分の弱さや幼さも、
さらけ出して、知ってもらって、助けてもらって。
代わりに、自分の得意なことと強みも明らかにして。コミュニティに還元して。
そうやって補完しあいながら、役割は果たして。
役割を果たして、信頼関係が出来ているなら、堂々と自分の主張を言えばいい。
そういう全てをオープンに言っちゃってたお陰で、不要なものが遠ざかっていって、必要なモノが集まっていた、という感覚です。
なんかアレだね。
『引き寄せの法則』とか『嫌われる勇気』とかと通ずるものがある気が。
少し角度を変えていうと
人間ひとりでは畑は耕し切れないんだよ、って話でもある。
だからさ、
広く、深~く 畑を耕したいならさ、
耕す中で自分のやりたいことのヒントを見つけたいならさ、
やりたいことがわからない症候群から抜け出したいならさ、
マイナスなことも、プラスなことも、感情も、意思も、
言っといた方がお得じゃね??
ってことです、はい。
4.まとめ|黄金の玉ねぎ探しはもうしません
はい、ということでですね。
「やりたいことがわからない症候群会」の名誉会長である私ですが(笑)、
もう『黄金の玉ねぎ探し』は致しません。
・・・いや、できれば見つけたいよ?
だってそれが一番手っ取り早いもん。
でも、「そんな分かりやすい答えに出会えたらめっちゃラッキーだな~」くらいの、ゆる~い期待に留めておきます。
「答えを見つける」んじゃなくて、「答えをつくる」。
この感覚でいるようにしたいね。
そのためには、色んなきっかけやヒント、素材が必要。
でも、掛け合わせの品種が多くても、〝深さ(専門性)〟がなければ、効果は薄い。
パラレルキャリアで可能性を広げるもよし。
今の仕事で専門性を深めるもよし。
いずれにせよ、自分のキャパにあわせて選択と集中を。
時間もキャパも有限だから、いろいろ周りに言っちゃおう。
そう、戦略的公言!(かっこよく言いたかっただけ
今日も頭が、パン&パン★yeah
これぞ、〝考え厨〟の本領発揮ということで(笑)
おわりまーす。
\ この駄文が、誰かの何かのお役に立てば、嬉しいんだけど… /
* うらりえ *