玉ねぎのあれは目にしみる。

〝考え厨〟の頭の中のキロク。

多様性のムズカシサ|#1 知らない誰かとの交換日記を終えて

▽ 目次 ▽

 

1.近況報告

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「最近どうよ?」「ぼちぼちでんな」

大変お久しぶりの執筆です。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

本題に入る前に少し近況報告です。

 

前回のこちらの記事にも書きましたが、新しいブログをはじめました。

 

urarie.hatenablog.com

 

結構楽しんでやれています。

webデザインやデジタルイラストにおいて、少しずつ自分が出来ることが増えてきました。

 

「好きこそ物の上手なれ」

 

とはよく言ったもので、本当にその通りだなぁと痛感。

 

レベルアップしてからこっち(玉ねぎブログ)に戻ってきたら、目につくことが色々ありまして、、

 

うわぁぁーー笑(;゚Д゚)

 

ってなってます…(苦笑)

 

いやもうカテゴリとかめちゃくちゃだし…w

時間がある時にこっちもブラッシュアップ出来れば…イイナ…

伊勢うどんくらいゆるい決意)

(コシ命!の関西人の私が伊勢うどんを食べた時の衝撃は忘れない)

 

でも不思議と落ち着く場所です、玉ねぎ小屋。

 

ペンタブが欲しいなう。 

 

2.本題

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えっとー…何しに来たんだっけ?

そして本題。

知らない誰かとの交換日記を終えてみての所感。

 

まずはご参加頂いた方に感謝です。

当初4名の方と、との予定でしたが、実際は2名の方と9ヶ月程のお付き合いとなりました。

 

結論、やってよかった。

何なら、消化不良。

そして、もっともっと歳を重ねた頃にもう一度やりたいと思う。

 

反省点は死ぬほどあります。

改善点も死ぬほどあります。

悔しいことも死ぬほどあります。

 

3回死んでも足りないくらい色々思うことはあるんですが、それでも多くの『学び』と『ワクワク』と『感動』が凝縮されたプロジェクトだった。

 

どうしよう。

何から書こう。

迷いつつ次の項目へ、いざ、参る。

 

3.#1 拝啓 太陽さん

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届かないかもしれない手紙。

 

太陽さんは20代の男性。

このプロジェクトにご参加下さった方の内の一人です。もちろんバチバチの偽名です。

 

※ もう一人、夜明さん(もち偽名)という方がご参加下さいました。長くなるので別記事で投稿させて頂きます。

 

ご本人の了承を取っていないので、彼の個人情報や会話の内容は伏せるんだけど、彼との関わりの中で私が感じ取った所感だけ記録しておこうと思う。

 

その前に、ちょいっとお手紙だけ置いとく。

ご本人の目に入れば嬉しいな。

 

拝啓 太陽さん

 

***

 

その後いかがお過ごしでしょうか?

 

私と全く違う匂いのする太陽さん。

 

性別も年齢も住んでいるところも職業もバックボーンも何もかも違いましたが、一つ似ているな、と感じた事があります。

 

それが何かというと、『少数派の苦しさを味わっている者同士ということ。これはノートの中では話していない内容です。交換日記を終えた今、改めて振り返ってみて感じたことです。

 

とはいえ、違う匂いの者同士。

 

  • 何を求めてこのプロジェクトに参加してくれたんだろう?
  • 得られたものはあったかな?

 

私はとても心配でした。

 

もし「答え」を求めてご参加頂いていたならば、私の力量不足。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

もし「記録」を求めてご参加頂いていたならば、太陽さんと交わしたノートが、数ヶ月後、はたまた数年後、太陽さんにとって何かの気付きや自信に繋がるきっかけとなることを願っています。

 

太陽さんがご自分で選ばれて、タイトルまでつけてくれたノート。きっと「大切な記録」として扱って下さっていると思います。

 

またご縁がありましたら、また色々とお話出来ること楽しみにしています。末永いご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 

***

 

うらりえより

 

 

これで、悔いひとつなく終えられなかった気持ちを昇華させました、です。

 

4. 少数派の苦しみ ──ダイバーシティについて

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まいのりてぃ。

太陽さんとの出会いは『ダイバーシティインクルージョン』について、めちゃめちゃ考えさせられた。

 

つまり『多様性』と『受容』。めちゃめちゃ咀嚼すると「世の中色んな人がおるけど、みんな理解しあって仲良くやってこーぜyeah」みたいなやつです。

 

なんでこれについて考えさせられたかというと、今まさに私がダイバーシティ経営してる企業の中の【少数派】だからです。

 

多様性とは言うけど、『多数派』と『少数派』、残念ながらどうしても分布は分かれる。このとき少数派に入ると、、しんどいよねぇ…。色々めんどくさい。ほんと、まじで(しつこい)。

 

極論だけど、少数派が選べる道ってこの2つしかないのではー、と思う。

 

逃走 or 闘争。

 

いや、もうDead or Aliveみたいで、字面見るだけで、

 

あ゛ぁーー逃げたし!!

あ゛ぁーー頑張りたくなすなす!!

ゲロゲロです(;´Д`)

 

とはいえ、逃走と言えど逃げ方は色々あるし、闘争と言えど闘い方も選べる。実質、少数派側でも選択肢は無限にはある。

 

とはいえ。

 

多数派側なら当然に選べる選択肢、

  • 現状維持
  • なんとなくステイ
  • 知らぬ振り

とか、楽で省エネなやつ、その辺の美味しいやつを選べないのが、少数派の苦しみだと思うんだ。

 

ちなみに私は「逃走 大賛成派」です。

いいんだよ、逃げたって。

 

ε=ε=ε=┌( ˙-˙ )┘

 

多種多様な人間が混在することでしか生まれないプラスの化学反応もある。だけど現実的に一生分かり合えない溝が存在するのも事実。(経験したことないことを分かった風に語られるのも何か違うじゃん。)

 

あ、何か今行けそ〜な気がする〜

 

って時にだけ闘えばいいんじゃないかしら。

 

5.多様性は必要なのか?

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いろんな色があっていいじゃない?

結局私の中ではまだ答えは出てません。

多様性は必要なのか否か、について。

 

正直楽なのは、生まれてから死ぬまで似た者同士で集い続けるのが楽だと思いますよ。

 

「1+1は?」って聞いたら、

 

「「「2ーーー(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)!!」」」

 

って全員から返ってくるのが絶対楽よ。

 

「1+1は赤だ!」とか

「1+1は四角だ!」とか

「1+1はフワフワ(?)だ!」とか

 

皆が別々の「当たり前」をぶつけ出したら、交通整理しないといけなくなるからさ。

 

間違いなく楽なんだけど、

「人間として豊かなのはどっちか?」と聞かれると、やっぱダイバーをシティーした経験がある人だよね、間違いなく。

 

自分と違う人間を理解しようとする姿勢がまず違うもん。柔軟だし、多角的にヒトやモノを見れるもんね。

 

『受容』っていうのは、誰にでも出来ることじゃない。

 

ダイバーな人が増えれば増えるほど、この世界は優しい世界になるんだろうな。

 

「言うは易く行うは難し」とはまさにこのこと。

 

・・・昔の人って的確な言葉残しすぎじゃない?

 

6.聞くことしか出来なかった

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「──とわしは思うのじゃ」「ふんふん、それで?」

 

そんなこんなで、太陽さんとのやり取りで私が感じたこと・考えたことをキロクした次第です。

 

ちなみに私は、太陽さんのお立場を経験したことがなかったから、聞くことしか出来なかった事が多かったんだよね…( ´•ω•` )

 

「聞くことしか出来ない」っていう状況の時って、何が正解なんだろうね?

 

いや、文字通り「聞くことしか出来ない」んだから、聞けばいいんですけどね(笑)

 

私は、同じ「聞く」でも、色んな「聞く」があると思うんですよ。

私はその中でも、出来る「聞く」がまだ2つくらいしかなくて。

 

『多様性』に直面したときに、

「あぁーやっぱりまだまだ自分は未熟だなぁ」

と痛感しました。

 

もし、またいつか、知らない誰かとの交換日記をするのであれば、改善点としてこの点も盛り込んでおくのもアリかもしれない。

 

「私はこんな「聞く」しか出来ない人間です」って取扱説明書に書いておくの(笑)

 

そういえばこの話ともリンクするな。

urarie.hatenablog.com

 

理想としては、その頃には私もダイバーをシティーした側の人間になっていたいけどね。

 

7.さいごに

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好きなことは続けてね、太陽さんも、私も。

 

色々なことに気付かせてもらえて、太陽さんには感謝です。

太陽さんにとっても、この静かで小さなプロジェクトが何か1つでもプラスになっていたらいいんだけど。

 

改めてネットの出会いは素敵だな、と思ったよ。

普通に生活していたら、私は太陽さんとは接点がおそらく無かっただろうから。

 

そして、改めて

「〝書く〟ってやっぱええなぁぁぁ」

ってなってます(笑)

 

細く、長く、書くことを続けていきたいと、再認識しました。

 

*うらりえ*