玉ねぎのあれは目にしみる。

〝考え厨〟の頭の中のキロク。

【私の想いを盗まないで】人生で2度文章を丸パクリされた話。

ちょっと辛辣?なタイトルで始まりましたが。

こんにちは、urarieです。

 

 

今日は、

 

もしあなたの生み出した言葉やアイディアが誰かに盗まれたとしても、プラスに捉えてみよう、プラスに出来るよ

 

という話をしたいと思います。

 

出来ればあって欲しくない出来事ですが・・・。

 

 

…テーマがテーマなので、

珍しくちょっぴり苦しい思いで綴りますが(苦笑)、そんな私の体験談も笑って読んで頂ければ本望です。

 

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▼  目次 ▼

 

 

1.盗作された事もプラスに捉えてみよう。

盗作、って言っちゃってますが。笑

 

要は、あなたがインターネット上にあげた文章や作品、アイディアが他の誰かに使われる事。

 

「え…パクられた…」

「明らかにこれ私のやつやん…」

 

そう思っても、今の法律では盗作とみなす事はどうやら難しい様です。Google先生で色々調べてみたんですが。

 

だから厳密には盗作と言えないみたいなんですね…。世知辛い世の中です。

 

 

 

そもそも何故私がこの様なテーマで記事を書こうかと思ったのか?

 

 

それは過去に私が

思いっきりパクられたから。

それも長文をほぼそのまま。

それも2回も。

 

 

・・・(真顔)

 

 

この話は後ほど詳しく書きます。

 

 

ここでお伝えしたいのは、不幸自慢でなくて。

 

 

もしあなたにも今後そんな事が起きてしまったとしても、プラスに捉えて欲しい。

プラスに出来る事もある。

 

それを伝えたいと思って書きました。

 

 

 

2.怒りや悲しみで歩みを止めてしまう事は勿体ないから。一緒に前へ進みましょう。

あなたが一生懸命紡いだ言葉。

何日もかけて形にする事が出来た作品。

時間と手間をかけてやっと形に出来た想い。

 

 

それを盗まれる事は悔しいに決まっています。

 

 

でもそれであなたがモヤモヤして立ち止まってしまったら。

最悪のケースとして、それであなたがその道を諦めたり、進む事を辞めてしまったら…。

 

 

これまでの努力達は行き場を無くしてしまいます。

過去の頑張ってきたあなたが悲しんじゃうのでは・・・?

傍から見てもとても勿体ない、そう思います。

 

 

歩みを止めてしまう事だけは避けて欲しいです。

 

 

大切に紡いだ言葉を過去に2回も丸パクリされた私も、今何とか頑張ってやってるので大丈夫です。笑

 

 

「パクりたくなるくらいその人の心を動かせた証拠」

「盗みたくなるくらい自分の文章には言霊がこもっているんだ」

 

 

しばらくしたらそんな風に思える様にもなりました。

 

 

そう思えたのも少しずつでも進み続けたから。歩みを止めなかったから。

 

そこで辞めてたら、完全敗北だった気がします。

 

 

モヤモヤしたら休憩したっていい。

モヤモヤが静かになったら、すこ〜しずつでも一緒に前を向いて進んでいきましょう。

 

 

 

3.筆者の体験談。2度の文章丸パクられ事件。

◎事件1:勝手に業務用広告にされたの巻

さて、実際に筆者が体験した事件についてご紹介致しますね。

 

※先程も書きましたが不幸自慢ではないので、軽い気持ちで読んで下さい。

「めっちゃパクられてるやんww」ぐらいの笑い話です、今となっては。

 

 

1度目は、仕事上の出来事でした。

転職サイトの求人広告会社に勤めていた時です。

 

私は当時営業職だったのですが、とある企業Dと取引がしたくて、Dの人事担当者に接触していました。

 

 

Dという会社は、人材の定着率が悪い事が課題でした。定期的に中途採用の求人広告を出していたんです。

 

その広告を出している媒体は、私の勤めている会社の競合の媒体。

いつも似た様な文章、似た様な打ち出し方の広告で出していました。

 

 

その広告も決して悪い訳ではなかったのですが、転職者からしたらミスマッチの原因なのではないか?

だから人が採用出来ても「思ってたのと違う」という結末になってしまい、辞めてしまうのではないか?

そんな風に感じました。 

 

 

「これはあかん!根本解決になってへん!!」ガタッ!(あ、立ち上がった音です笑

 

求人広告いっぱい出したら、広告会社は儲かるけど、転職者も求人かけてる会社も、全然幸せちゃうやん!!

 

 

と、儲かる事よりクライアントの本当の幸せのお手伝いがしたくて、鼻息フンフン鳴らしてDへ突撃→門前払いの連続でした。

(若かったな、、、私、、、。笑)

 

 

そこで『アタック原稿』なるものをDの担当者にメールで送りました。

 

 

※アタック原稿とは、非正規ルートで作成する広告です。

 

本来なら、

①営業⇄企業D間でまずは広告契約を結ぶ。

②営業がDを取材する。

③取材内容を基に、営業⇄コピーライター間で広告の方針を固める。

④コピーライターが原稿作成。

 

この様な手順を踏んで広告が作られます。

 

 

一方アタック原稿とは、

①契約

②取材

③コピーライター

 

この全てをすっ飛ばして、営業が自分で勝手に広告を作ります。

 

そして「Dさん、これ見て!こういう打ち出し方したらちゃんと伝わるし効果出るから!」と、イメージしやすい状態を作ってからアプローチする方法です。

 

無駄な労力に終わる事もリスクとして往々にある為「アタック原稿作ってよし!」と上司からOK貰える事自体、結構なイレギュラー決裁。

 

 

…まぁ、皆さんそろそろお察しの通り、

Dは、このアタック原稿を、そのままライバル会社の媒体に、無言で掲載しやがったんですねぇ・・・(すみません、言葉が荒くなりがちで。笑

 

 

いや、まぁアタック原稿って、契約を巻いていない状態でのやり取りですから、そんな脆さもあるのは重々承知ですが、

 

 

「一応ビジネスシーンやのに、こんなに躊躇なく丸々パクる!?」

「え、ハート強すぎじゃない!?」

 と、色々衝撃的でした。笑

 

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このアタック原稿は、

「Dと転職者のミスマッチを防ぎたい!」という想いを綴っただけでなく、

過去の同業他社の事例や、当時の転職市場の状況など、あらゆる数値や自社の保有データ等から、かなり分析にも時間をかけてライティングしていたので、

 

ショックと悔しさと怒り、、

 

その広告をネットで見つけた時は、世の中の負という負を、一瞬で纏った瞬間でした。笑

 

 

これが一度目の事件です。

 

 

◎事件2:SNSにあげた、オリジナルのマイバイブルが丸パクられたの巻

はい、どんどん行きます。

 

これは丸パクリされていた事に数年経ってから気付いた事例です。

 

 

私が大学生の頃、mixiが流行っていました。初代SNSですね。

 

私はリアルな友人達とmixiで繋がって、日記を時々書いたり、アルバムを更新したり。まぁ普通〜の使い方をしてました。

 

 

普段は楽しかった事記録やゆるい日常を綴っただけの日記がメイン。

 

でも昔からちょっと人より内省するタイプでしたので、ほんとに時々自分の思考をちょこっと覗かせていました。

 周りからの私に対する明るいイメージとのギャップが大きく引かれることもありましたので笑、ほんとに時々…でした。

 

 

そんなある日。

 

自分の思考が止まらなくなって、言葉が洪水みたいに溢れて来た日があって、真剣に日記を書いた日がありました。

 

内容は、自分のバイブル。

人生において大事にしていること。

 

語彙力は当時からありませんでしたが、自分の想いを大切に紡ぎ、それなりに言語化も出来て満足していました。

 

 

丁度その辺りから?

時代はmixiからFacebookへ。

 

私も友人達も徐々にmixi離れをし始め、結局私も数年間mixiを開く事すらなくなりました。

 

 

5年以上経ってから何かのきっかけでmixiを開き、懐かしいな〜笑、なんて見返していた時に、発見してしまったのです・・・。

 

マイバイブルの日記が、友人に完全コピーされていた事に・・・。

 

 

 

まぁご丁寧に、

 

「今日は珍しく真面目に書く」という冒頭文から、

全文の改行の位置、

もう何から何まで完全にコピペしてあり、

申し訳なさ程度に全て語尾だけ微妙に変えてあるという有様・・・笑。

 

 

衝撃が凄すぎて、一時停止。

しばらくして猛~~烈に怒りが込み上げて来ましたが、しばらく経ったら、本人に直接言ったところで何か良い事あるか??とか冷静になって来て・・・

 

とりあえず無言で全文スクショしてやりました。(小さな抵抗。笑)

 

 

何故これに気付かなかったんだ!?と思って調べたら、

この日記を相手がアップする手前で、私に通知が行ってバレない様に、マイミク(相互フォロー)から外されていました。

 

 

いや、完全に確信犯ですやんwww

 

ちょっと笑えてきました。

 

 

 

足が付く様なこんな身近な人間の日記を盗むなんて。

 

「よっぽど心に響いたんだな、私の日記がっ!」と鼻で笑ってやりながら、心は怒り泣いていました。笑

 

 

これが二度目の事件でした。 

 

 

 

4.でもシンプルに盗まれるのは嫌!法的にも勝ちづらそうなので、一応対策はしましょう。

 

盗作されても、

 

「パクりたくなるくらいその人の心を動かせた証拠」

「盗みたくなるくらい自分の文章には言霊がこもっているんだ」

 

そんな風にプラスに捉えよう、と書いたものの、

 

 

普通~~に嫌ですよね。

そもそもこんな出来事起きてほしくない。

 

 

でも悲しいかな。

 

インターネットユーザーの道徳心に訴えかけてなくなる様な事でもありません。

 

そもそもパクられたくないならインターネットに公開しない事が一番かもしれませんが、いやいや、表現の自由どこいった問題。

 

 

それでも、対策をする事は出来ます。

 

「パクリ 対策」とか

「盗作 防止」とか

「アイディア 盗まれない様に 」とか

 

ご自分の盗まれたくない物(例:ブログ、作品、ハンドメイドアクセサリー、小説など)と合わせて検索をかけたら、先人達が知恵を貸してくれます。

 

※専門的な話を私が知った風にここに書くよりも(それこそ盗作!)、オリジナルの記事を直接読んで頂いた方が絶対に良いと思うので、あえての先人へ丸投げ感満載でここは行かせて頂きます。

 

 

 

・・・こんな風に、検索したら数秒で良質の情報に辿り着ける時代。

感謝すべき文明でもあり、何だかパラドックスを感じます(哲学的w

 

 

2回も盗まれたからこそ『対策しないとな~』という視点を持てる様になったのは、ある意味収穫だったのかもしれません。この辺もプラス思考で受け止めておきましょう。

 

 

 

5.【結論】100%完全パクリ対策をするのは難しいので、プラスに捉える心積もりはやっぱり大切。

私もパクリ対策について結構色々と調べましたが、対策は出来るけど、100%の完全対策は難しいと思われます。(あれば逆に教えて頂きたいです。)

 

 

事前対策、事後対策で被害は最小に抑えられたとしても、

結局最後は「その事実を受けて自分がどう動くか?」という所に尽きると思います。

 

 

憤りを抱えたまま突き進むのか、

モチベーションを失いその道から離脱するのか、 

はたまたプラスに捉えて1つの通過点としてまた歩き出すのか。

 

 

私は、頑張っている人、自分らしさを胸に行動し続けている人は応援したい。そう思っています。

 

だからこそ、出来るなら、この逆境をプラスに捉えて、また一歩、前に進んで行って欲しいと願っています。

 

 

 

物凄くニッチなニーズしかなさそうな記事に仕上がっていまいましたが(笑)、単純に丸パクリ事件のくだりを面白可笑しく読んで貰えたら、それで私もちょっとだけ救われる気がします。

 

 

皆さん、「引用」と「パクリ」は全然違うからね。ご注意をば。

(最後は一応道徳心に訴えかけてみとこ。笑)

 

 

*おしまい*

 

 

好きと得意、どちらを優先して仕事を選ぶべき?

「自分らしく生きる・働くとは?」を体当たりで模索中!

その奮闘ぶりをリアルに発信する事で同じ気持ちで悩む人たちの背中を押せる存在になりたい、そう思っているurarieです。

 

 

今回のテーマは、私も過去めちゃめちゃググった経験ありです。笑

 

「好き」と「得意」どちらを優先して仕事を選ぶべきか?

 

この件についてお話ししたいと思います。

 

 

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▼ 目次 ▼

 

1.結論、どっちでもいい。ただ条件がある。

 はい、いきなり結論出ましたが。

 

いやこれもうほんとに「どっちでもいい」。

 

投げやりになってるんじゃないです。

 

 

私自身、自分らしく生きる為に、このままでは頭爆発するんじゃないかってくらい、めちゃめちゃに悩みましたし、ここに関しては行動し続けて検証してきました、この10年間。

 

転職も2回経験しております。

 

人材業界にも身を置き、業界問わず、誰もが知ってる大きな会社から中小零細企業まで100社以上の会社で、実際に働く人達にインタビューもしてきました。

 

 

こんな人には是非最後までこの記事を読んで頂きたいです。

  • 仕事にしたい程の好きな事が何なのか分からない。
  • 得意な事がある気がするけど、もっと凄い人はいるしなぁ…と一歩引いてしまう。
  • 今の仕事に違和感はあるけど、転職する程でもないなぁ。でも違和感。

 

 

こんな風に感じた事がある人は、

自分の「好き」と「得意」、それを活かした「自分らしい働き方」について考えたこともあるのではないでしょうか?

 

 

もう一度言います。

 

好きと得意、どちらを優先して仕事を選ぶのが正解かと言うと「どっちでもいい」。

 

ただ条件があります。

「どっちでもいい。ただ、全力で取り組め」

 

 

その理由を解説していきます。

 

 

2.行動していない段階では不確定要素が多すぎるから。

人は「成長する生き物」。

つまり、考え方も好きな事も得意な事も、全て少しずつ、だけど確実に変化していくのです。

 

 

何となくその流れを言葉にしてみるとこんな感じ。

 

  1. 想像期:自分らしさを過去と記憶から探そうとして想像だけしている時期。
  2. 挑戦期:はっきり答えは分からないけど一歩ずつ進めてみている時期。
  3. 発見期:やってみて初めて気付く時期。
  4. 修正期:体感出来た事実や感覚を基に軌道修正する時期。

 

「挑戦期」。ここで少しずつ自分自身に変化が起きるのがポイントです。

 

 

「好き」の入口から入った人でも、やっている内に「得意」になる事だってある。

「得意」の入口から入った人でも、やっている内に「好き」になる事だってある。

 

反対に、

「好き」だからやってみたが、そんなに好きじゃなかったのかもと思う事もある。

「得意」と思っていたが、そんなに得意じゃなかったのかもと思う事もある。

 

あと番外編でこんなのもある。

仕事は「好き」だし「得意」だけど、この会社が嫌!

好きで得意な仕事がメインだけど、この部分はどうも好きじゃないんだよなぁ。

同僚や得意先にめちゃめちゃストレスフルな人がいる!

 

 

挑戦してみた結果が「自分の発見(期)」に繋がっていくのです。

 

 

結局、不確定要素が多すぎるんです。

 

自分の中の確定要素と思っていた事ですら、成長や気付きによって変化する。

自分以外の不確定要素(例:会社の同僚や取引先など)も多々ある。

 

 

そんな「やってみないと分からんことだらけ」の事を、やってみる前から100%相性バッチリな選択を選び取る事はハッキリ言って無理です。

 

 

ある程度、1:想像期でしっかり自分と対話が出来たら(※この過程飛ばしたらそもそも論外です)

勇気を持って2:挑戦期へ。

あれ、何か違うぞ?と思ったら、3:発見期に順調にステップアップしてるのでOK。

(違和感なければひとまずその選択は今のあなたに合っていたという事でOK。)

そこからしっかり4:修正期に突入していきましょう。

 

 

この『4:修正期』ってサラッと書いてしまいましたが、

このフェーズが一番パワー使ってしんどいです(断言)

 

 

ここめっちゃしんどいし、一人で立ち向かうのきつかったりすると思うので、

また改めて別記事に書きます、しっかりと。

 

(※修正期突入してて絶賛めっちゃしんどいよ!何で別記事やねん!!となった方がいましたら、よければTwitterで個別メッセージ下さい。お話聞きたいです。)

玉ねぎTwitterはコチラ➡@tamanegi_no_are

 

 

 

はい、ちょっと話が逸れてしまいましたが。

 

 

前述しましたが、もう1つ大切なこと。

それが「合ってるか分からなくても全力で取り組め」という事。

 

 

先に断っておきます。

 

別にいいんです。「自分らしく生きたい」「自分らしく働きたい」とかそもそも大事にしていない人は全力で取り組まなくて。

 

「楽に生きたい」「今のままでいい」そういう価値観も勿論大事です。

人それぞれ自分の理想の在り方は違いますから当然です。

 

 

そうじゃない人は続き、いきますね。

 

 

「2:挑戦期」で全力で取り組まないと「3:発見期」で正しい『自分らしさ』に辿り着かないです。

 

 

全力で取り組んだ人だけ、

成長に伴い「好き」と「得意」が変化しつつもちゃーんと見えてきます。

そして自分らしさに近付く大切な価値観とか信念みたいなものにも出会えます。

 

 

 

ただ、注意してほしいのが、

「全力=無理をする事」ではないってこと。もうこれは全然違う。

 

人間はほんとによく出来ていて、もうほんとに無理だよー!ってなったら、あなたの身体にしっかりサインを出してきてくれます。それはしっかりキャッチしてあげて下さい。

 

身体は資本。身体や心がぺちゃんこになっちゃったら、何も出来ない。

 

ここの線引きだけは、判断に迷う時もあると思うけど、大切にして下さいね。

 

 

 

 3.筆者の経験談。やりたい事or出来る事or大切にしている事?

◎具体的なエピソード

先程もチラリと書きましたが、ちなみに筆者は2回の転職を行い、3社の会社を経験しております。大学在学中に就職活動を行い、大卒後そのまま社会に出て3社です。

 

仕事に対しては、割と真剣に取り組みたいタイプですが、プライベートが圧迫されると大変ストレスに感じるタイプでございます。要は、やる気がない事はないけど、一般的な人間です(笑)

 

 

そんな私がどういう選択基準で3社を渡り歩いたのか?

 

 

物凄くざっくりとまとめると、

1社目・2社目の選択基準と、3社目の選択基準で大きく違う点があります。

 

 

1社目(新卒で入社した会社)と2社目(初めての転職先)の時代は、とにかくやりたい事探しの沼にはまっていました。

 

 

1社目を選んだ時は「やりたい事が分からない」状態。

分からないから、3年後に転職する事ありきで入社。3年の間で、転職市場で売れる人間になろうと思っていました。

 

 

2社目を選んだ時は「やりたい事は相変わらず分からないけれど、挑戦しなかったら後悔するであろう仕事をしておこう」という感じでした。

これでハマればラッキー。ハマらなかったとしても選択肢を一つ潰せるからOK。

でも本音は、もう転職したくない。

 

 

1社目も2社目も「自分が何をやりたいのか?」ばかりに囚われていました。

 

 

結局、もう転職はしたくなかったですが、2社目も退職する事になりました。

正直しんどかったです・・・。何選んだらええねん・・・ってなってました。

 

 

そして3社目の選択基準ですが、紆余曲折あり、ガラリと変わりました。

 

 

「何がやりたいか?」ではなく「何が出来るか?」だけを考えました。

「何が出来るか?」って今思えば「自分の得意」を考えていたんですね。

 

 

でも結局これも自信が無かった。

自分目線の得意なんて、他の人から見たら大した事ないんじゃないの・・・?って。

 

 

そんな時に出会った3社目。

会社説明会に参加して気付いたんです。

 

「何がやりたいか?」でもなくて「何が出来るか?」でもなくて、

「何を大切にしたいか?」という大事な選択基準がある事に。

 

 

経営者と会社のスタンスが好きと感じ、共感出来た。

私が言葉に出来なかった「大切にしたい事」を大切にしている会社だった。

具体的には“人”を大事にしていた。社員とその家族と、その次にお客様。

 

 

だから、どの部署を希望しますか?と聞かれた時に、「どこでもいいです。この会社に入れたら。」と答えた時から今7年経ちました。

 

 

長くなりました。

出て来た3つのキーワードでまとめますね。

 

 

◎基準1「何がやりたいか?」の勘違い感(※会社員の場合)

大前提として、会社員=雇われの身という働き方なのであれば「何がやりたいか?」という視点は、間違えではありませんが、会社の構造というものを勘違いしている可能性が高いです。

 

会社というのはそもそも「その会社の創業者、社長がビジネスとしてやりたい事」を実現するグループです。「あなたのやりたい事」を実現する為のグループではありません。

 

あなたのやりたい事をさせて貰うには、逆にあなたがお金を払うぐらいなんです。

習い事じゃないんだから。

(例外として、あなたのやりたい事=あなたがめちゃめちゃ得意な事、であればちょっと違いますけどね。)

 

 

でも、絶対に伝えたい事。それは、この話は「会社員」の場合の話。

自分の仕事であれば、逆にこの「あなたがやりたい事・実現したい事」が一番大切な軸になってきます。一番大事です。

 

 

 

◎基準2「何が出来るか?」は考えて当たり前

自分がある会社の社長だと考えて下さい。

その会社はあなたにとって、とても大切な会社。ビジネス。潰す訳にはいきません。

 

 

出来る事なら、社長一人でやる方がそのビジネスのクオリティを高く保ち続けられます。でもそれってすぐ限界迎えます。だから人を雇う。

 

人を雇うなら、当然、自分の分身みたいな社員ばっかりがいい。信頼出来て、仕事も出来る人、価値観にも1mmのズレも無い人ばかり集めたい。

でもそれも難しい。事業が大きくなればなるほどに難しい。

 

だから仕方なく、業務を細切れにして、色んな人を雇っているのです。

大体の人はその内の一人。

 

 

社員が増えれば増える程、社長自身の目が直接行き届かなくなり、統率を取るのもかなり難しくなるけど致し方なし。

あと、単純に人件費って一番高いんですよね、固定費の中で。だけど致し方なし。

 

 

 

要は、社長のやりたい事を実現する為に「あなたの出来る事」を労働力として提供して、その対価としてお給料を貰う、という構図な訳です。

 

 

だからよく言う「義務も果たさず権利を主張するアカン奴」みたいな言葉は、そういうところからです。

 

 

◎基準3「大切にしたい事」は大事だが実現率はまちまちという現実

「大切にしたい事」というのは俗にいう「経営理念」ってやつです。

社長がそのビジネスを継続していく上で、守り続けたい信念、大切にしたい価値観。

 

社長が、ですよ。

 

そこに共感出来たら、社長と、しいては会社とあなたは同じ方向を向いているという事です。

 

 

ただし現実はそう甘くはない(ドキリ…)

 

先程も述べた通り、社員が増えれば増えるほど、社長の目が直接末端の現場まで行き届かなくなってしまうのは往々にしてあり得る話。社長も暇ではないですからね。

 

だから、各部の部長や、各チームの責任者といったキーマンがどれだけこの経営理念を落とし込んだチーム運営をしているかどうかで、そのチーム下のメンバーの運命は決まります。

 

そしてこの点は意外と中途採用の面接では悲しいながら見えづらい部分でもあります。

 

 

「結局、一緒に働く人と合うかよね?」みたいな話をよく聞きますが、本来の社長色なんてものは消えかけ、現場のチームごとにカラーが出来てしまっている。

経営理念は階層が増えれば増える程薄まる現実。これは理解しておくべき。

 

(ただし、近年は競合との競争に勝つ為にも、この経営理念を社員にいかに浸透させるかを大事にしている会社も増えています。)

 

 

 

◎まとめ:会社員としての心得と、個人事業主としての心得は違う。
  • 「何がやりたいか?」
  • 「何が出来るか?」
  • 「何を大切にしたいか?」

 

この3つの基準は「自分らしく働く」上では非常に大事な3つの基準。

 

でも会社員として働くなら意味合いが変わってきます。

 

 

世の中には「やりたい事を仕事にしよう!!」という言葉が気軽に飛び交い過ぎだと私は懸念しています。特にまだ社会にも出ていない若い世代に「やりたい事を仕事にするのが正義」という風に煽るのはいかがなものかと思っています。

 

個人で事業をしていく人には絶対的に大事な基準ではありますが、これから会社員として仕事をしようと思っている人が、この基準を強く持ちすぎると結構なズレが出て来てしまうんではないか、と。

 

 

現に、私も若い頃は「やりたい事」と「待遇」の折り合いがつかずにしんどい思いもしました。

 

 

でも、だからといって、会社員だから「やりたい事」という基準を捨てろ、という意味でもありません。会社に貢献もしつつ(=義務を果たしつつ)、あなたはあなたでやりたい事を仕事の中で実現出来れば、それはそれで幸せだし、やりがいもあります。

 

 

要は、会社員という立場や会社の構造がどういったものかきちんと理解した上で、どう動くのか、という点です。

 

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4.そもそも転職や、ましてや起業なんて自分には出来ないよ…という方へ

これまでの私の話をざっくりと雑にまとめると、

 

  • 仕事選びの基準は「好き」でも「得意」でもどっちでもいいよ。いつだってその選んだ道で全力ならね、ちゃんと向き合うのならね。
  • 途中で何か違和感あったら軌道修正したらいいだけやし。

 

・・・こんな感じでしたね!雑過ぎるまとめですが(笑)

 

 

ここで突っ込みが入りそうなのが、

「いや、軌道修正ってそんな簡単に言うけど、会社員なら転職か起業でしょ?元々自分で仕事してる人なら事業変えるとかそういう事!?そんな簡単な事ちゃうんですけど!!」

と言われそうです。

 

いや当然ですよね。そこそこリスクありますもんね、実際・・・。

 

 

そんなあなたに言える事があるとするならば、

「迷いが出てきたらスピードをゆるめてみよう」という事です。

 

軌道修正の話は先程も書いた通り、ボリュームが凄い事になるので、また別記事にする予定です。

 

だから今日は一言だけ。

「迷いが出てきたらスピードをゆるめてみましょう」

 

 

要は、軌道修正する為の時間をつくるんです。

  • 私は何に違和感を感じているのか?
  • その違和感は何が解消されれば消えるのか?
  • そもそも大層な軌道修正が必要なのか?
  • 今いる環境で軌道修正が出来ないのか?

 

そういう事を考える時間と、実際に試しで行動する時間が必要になってきます。

 

前述した4:修正期と、1:想像期のサイクルに同時に入っている様なものなので。

 

 

 

これ簡単に言うけどめちゃめちゃパワーいります。

だから、可能なのであればスピードをゆるめて、余力を「つくる」んです。

 

トップスピードのまま急カーブ入ったら事故ります。

身体と心は資本ですしね。

 

 

転職?起業?別事業展開?はたまた無職へ?

そんな大きな決断をいきなりしなくていいです、修正期なんですから。

決断期じゃないです。

 

 

だからそんなに不安にならなくても大丈夫。

 

 

極論、修正期ぶっ飛ばして、決断期いきなり突入したとしても99%死なないから大丈夫です(笑)私が実証済み。

 

命さえあれば、何度でもやり直せる。

 

その為にも何度も言っていますが、身体は資本だから大事にして下さい。

これだけは絶対大事にして下さい。

 

 

5.結局、「好き」と「得意」はどちらを優先して選んでもOK!全力で取り組みさえすれば。

色々書いてきましたが、最終的に私が伝えたいのはこれだけです(笑)

 

入口がどっちかだけの話です。全力で取り組めば、何かしろの成長があって、何かしろの気付きがあって、何かしろ軌道修正したくなるものです。

↑ 一気に雑になってすみません(笑)

 

 

そもそも「好き」と「得意」も全くなーーんにも1mmも分かんない!って人がいても、大丈夫。

 

私と一緒にこのブログを通して、玉ねぎのあれは目にしみるけど(※注:ブログタイトルです)、飴色玉ねぎ目指して、丁寧に自分と対話していきましょう!

 

 

でも何となくこれは好き、とかは皆実は既に持っていると思うんだけど・・・★

 

 

 

長くなってしまいました。

 

*おしまい*

 

 

P.S.

以下念の為補足。

 

■補足①:入口はどっちでもいいですが、「得意」から入る方が結果は出やすいですよ。

 

 

■補足②:新卒採用をしている会社は伸び率がある会社です(出来る事が少ない社会人を育てる余力があるから)。新卒入社の就職活動で出会える会社とは、その後の転職活動では出会えない可能性は高いです。

 

あなたがもし新卒採用でどこに行こうか迷っている段階の若い世代の方でしたら、この事は理解した上で、最初の会社を選んだ方が得策です。

 

 

■補足③:なんと・・・こんな本がありました。

私が10年かけて体感した事がしっかりと言葉にされているーー(感動)!

 

 

やっぱり同じ事を考えている人っているんだな・・・。

 

そして何となく思っていても言語化する力が無いと、他の誰かにも伝わらないし、しいては誰も助けられないんだな・・・。

 

もっと勉強しよう。そう思いました。

 

この本を見つけて感動90%、悔しさ10%、って感じでした。。。

でも、本当に分かりやすい!私のモヤモヤを言葉にしてくれて有難うございます、という感謝の気持ちがやっぱり強い。オススメです。 

 

 

嫌な気持ちになった時は?裏側から見てみよう、ワクワクするから。

「自分らしく働く・生きるとは?」を体当たりで模索中!

その奮闘ぶりをリアルに発信する事で同じ気持ちで悩む人たちの背中を押せる存在になりたい、そう思っているurarieです。

 

 

 

今日は、

嫌な気持ちになった時は、その気持ちを裏側から見つめてみる事をオススメする、

という話をしたいと思います。

 

 

 

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▼ 目次 ▼

 

 

1.嫌な気持ちになった時は、裏側から見てみる事をオススメする。

◎裏側から見るってどういう事?

落ち込んだり、イライラしたり、傷付いたり・・・、

 

人が嫌な気持ちを感じる事なく生きていく事はほぼ無いと思っている。

 

 

あなたがもしこの記事を読んでいる今まさに嫌な気持ちを抱えていても大丈夫。

人間ならそんな日もあって当然。

 

 

少し落ち着いたら、ぜひその気持ちを裏側から見てみてほしい。

 

裏側から見るってどういう事?

 

具体的な手順としては、

  1. 嫌な気持ちになった原因を整理する。
  2. それぞれの原因の反対現象、つまり居心地の良い事を想像する。

 

 

具体例を用いて話します。

 

 

例えば、

友達から「あなた変わってるね」と言われ距離を取られてしまったとしましょう。

 

傷付きますよね・・・。

 

 

まずは「1.嫌な気持ちになった原因を整理する」

この事象をもう少し分解して、何が自分は嫌だったのか整理します。

 

すると、

  • 変わっていると人から言われた事。
  • 友人から突然距離を取られた事。

この2つが私を嫌な気持ちにさせた原因だと整理されました。

 

 

そして「2.それぞれの原因の反対現象、つまり居心地の良い事を想像する」。

 

先程の原因の反対現象とは何か?

  • 変わっていると人から言われた事。➡個性が認められる事。
  • 友人から突然距離を取られた事。➡何でも言い合える友人関係。

 

自分は「個性が認められる事」や「何でも言い合える友人関係」といった環境を居心地よく感じるんだな、と想像できます。

 

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時には裏側から見てみよう。



 

◎居心地の良いものに囲まれた人生になる為にどうすべきか考えて行動してみよう。

もしあなたが「また同じ様に嫌な気持ちを味わいたくない」と思うなら、あなたが居心地がよいと思えるものに囲まれた人生になる為にどうすべきか考えて、行動してみましょう。

 

  • 個性が認められるにはどうしたらいいだろう?➡個性を貫いている人を目標にして観察してみる。
  • 何でも言い合える友人関係を築くにはどうしたらいいだろう?➡普段から自分も思いやりをもって相手に心の内を見せる様にする。

 

自分の居心地の良い環境は、自分の手で創り出せます。

ストレスの感じる環境に、自分を歪めながら身を置き続ける必要なんてありません。

 

 

あなたが今 嫌だな・・・と感じた事実は、

その事実があなたの大切な価値観に反しているから

 

 

ネガティブな感情を抱く事は決して悪い事ではありません。

 

 

まずは、その感情が生まれた事実、そんな自分を受け止めてあげる。

もし少しでも変わりたい・変えたいと思うのであれば、居心地のよい毎日を過ごす為に一歩踏み出してみて。

 

 

 

2.【具体例】筆者も最近SNSで嫌な気持ちになった。でも裏側から見たら急にワクワクし出した話。

実はこの記事を書いている筆者も、つい昨日嫌な気持ちを抱いたところだ。

モヤっとした、そんな表現がしっくりくる感情だった。

 

 

私はSNSがちょっと苦手である。

嫌いなのではない、何となく自分には合わないというか、苦手意識がある。

 

 

とってもライトにそして上手にSNSを楽しんでいる人達を見ていると、

私はもっと日々考えた事とか、自分の心や頭の内側の話をしたいし、そういう内面的な事を共有できる人とディープに付き合いたいと思うタイプなので、

重たいってきっと思われるし浮くだろうなぁ・・・などと思う。

 

そんな場違い感からだ。

 

 

 

そんな私も少し世の中に発信してみたいと思う事が出来て、こうしてブログを始めている。

 

発信したいことがあっても、誰の目にも触れる事が無ければ発信していないことと同じだ、と思って、昨年秋頃からこそこそとTwitterを始めた。

(私のTwitterアカウント➡@tamanegi_no_are

 

 

 

SNSに苦手意識がある私がTwitterを始めてみたら、やはり嫌な気持ちになった。

 

 

広く浅く交友関係を広めたい人が、

私の事を知ろうともしてなさそうな素振りで、突然接触してきたのだ。

 (そうじゃない人も沢山いる。ごく一部の人の話。)

 

 

誤解しないで頂きたいのだが、SNSでリアクションがある事自体は単純に嬉しい。

 

それにやっぱりSNSの良さは痛感している。

お互いの事をよく知らなくても、共有の趣味や思考という軸で全世界の人とこんなにも簡単に繋がれるのはやっぱりどう見ても魅力的だ。

 

 

話が逸れたので、先ほどの話に戻る。

 

 

別にそのコミュニケーションの相手が、私でなくても誰でもいいんじゃないの?

誰でもいいから単純に注目されたいだけなんじゃないの?

何だか希薄なコミュニケーションだなぁ・・・

 

そんな空気感を感じると、何となくモヤっと、嫌な気持ちになってしまった。

 

 

そんな時に、その気持ちを裏側から見てみた。

 

  • 私じゃなくても成り立つ希薄なコミュニケーションにモヤッ。➡私とあなたじゃないと成り立たないコミュニケーションを大事にしたい。
  • あなたらしさが見えないデジタル文字の冷たさにモヤッ。➡アナログのコミュニケーションの温かさを大事にしたい。

 

 

そうしたら、頭の中で何かが繋がった。 

 

あ、だから私、日記が好きで、手紙も好きなんだ・・・!

 

 

 

 

自分が大切にしている事、居心地の良い状態について考えたら、急にワクワクし出した。

大事な価値観を温める様な事をやってみたいな、そんな風に思い始めた。

 

 

そして今日、名前も知らない人と文通を始める事にした。

 

 

「え??」と思う人もいるかもしれないが、

私が居心地が良ければそれでいい。

 

 

文通については、また後日別記事で話したいと思う。

 

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 3.【結論】嫌な気持ちを抱く事は辛いが、その裏には未来のワクワクが隠れている。

 嫌な気持ちを抱く事は、辛い。

 

筆者も出来る事ならば嫌な気持ちになる様な出来事は可能な限り避けたいし、遠慮願いたいのが本音だ。

 

 

 

それでも生きていれば嫌な事もある。

 

 

そんな時、ネガティブ感情を抱いた自分に落ち込む必要も全くないし、素直に嫌な気持ちになった自分を受け止めてあげてほしい。

 

そして、私の言葉を覚えていれば、チラッと嫌な気持ちをめくってみてその裏側を確認してみてほしい。きっとワクワクに繋がる何かが隠れているから。

 

 

その何かを見付けられなくてもいい。

何かを見付けられたけど、行動にまで実践できなくてもいい。

 

 

まずは「裏側を見てみる」といういつもと違うアプローチを試してみる、それだけでも大きな一歩、行動だ。

 

 

 

あなたが、居心地の良い人生にする為のヒントを少しでも見つけられます様に。

 応援しています。

 

 

 

*ブログを書くのにとっても時間がかかってしまうので、手書きイラストを時には手放す勇気も必要と気付いたurarieでした(超私事)*

無意識を意識する。

こんにちは、urarie(うらりえ)です。

 

 

 

今日は、

自分の中の無意識を意識する事

について書きたいと思います。

 

 

 

「無意識って意識出来ない領域だからこそ無意識なのでは?」

 

・・・そう、やや哲学的な矛盾すら感じさせるタイトルですが。笑

 

 

私がこのブログを通じて発信しております『自分を深く知る』為には、

この矛盾を乗り越える事が非常に重要だと感じております。

 

 

まずは、

「そもそも無意識って何ぞや?」

という部分から見ていきましょう。

 

 

▼ 目次 ▼

 

 

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1.無意識とは?

まずは念の為言葉の定義を見ておきます。

 

「無意識」とは?

―ー自分のしていることに気づいていないこと。また、そのさま。

<goo辞書から引用>

 

自分の思考、言葉、行動等において、

気付かずにやってしまっている事。

 

 

今日という一日を振り返るだけでも、

無意識でやっている事って物凄くあると思います。

 

 

例ですが、私の今日の一日を振り返って

「無意識」を探してみました。

 

  • 朝、洗面所からリビングに移動する1回の動線の中で、何個か一気に用事を済まそうとした。
  • 家を出て玄関の鍵を閉める前に、エレベーターの呼び出しボタンを先に押した。
  • 通勤時間中、友達からLINEで用事を頼まれた時に、iPhoneのリマインダー機能を設定した。

 

この無意識行動に一貫して言える事は、

「私は時間を無駄に遣いたくない」

という意識が強い事が分かります。

 

 

iPhoneのリマインダー機能は良く使うのですが、これも

「あ!〇〇するの忘れた!」となると、

時間のロスが発生するので、

それを嫌ってやっているんだな、と気付きました。

 

 

 

この様に、

 

自分の中の無意識を意識する事で

自分のことがよく理解できるのです。

 

 

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2.無意識を意識するには?【2つの方法】

1.他人に聞いてみる

『自分の中の無意識を意識する事で

自分のことがよく理解できる』

 

 

いや、そうは言っても、

分かってはいても、

これがなかなかに難しい。

 

 

だって、意識出来ない領域だから無意識なんだもん・・・(困)。

 

 

じゃあどうするか?

 

 

まず1つ、

簡単なのは

他人に聞く事

 

 

他者と比較した時の

特徴的なアナタ

を、見つけてくれるはず。

 

 

ただ、これって質問力も試される気がしますが

(質問の仕方が悪いと素っ頓狂な答えが返ってくると想像できる)

 

そもそもこんな事を聞ける相手って

そこそこ親しい間柄だと思うので、

 

「私が普段無意識にやってる考え方とか言動って何かある?」

 

とざっくばらんに聞いてみたらいいと思います。

 

 

 

2.自分の過去を掘り下げてみる

そして、もう1つの方法は、

自分の過去を掘り下げる

 

 

先程の私の例の様に、

『今日一日の自分の無意識言動を振り返る』

だけでもいいと思います。

 

そして

振り返りを積み重ねていく程に、

自分の特性が色濃く浮彫りになってくるはず。

 

 

 

もし、

さぁ今日は腰を据えて

自分と向き合うぞ!

 

という場合であれば、

 

是非やってほしいのは、

 

過去の印象的な出来事についてしっかりと振り返る、という事。

 

 

 

これ、実は私も年明けからちょくちょくやっているんです。

 

 

・・・が、結構しんどくて地味な作業です。

 

まさに、

ブログタイトルの

玉ねぎのあれが目にしみながらも

頑張って自分と向き合っている最中でございます。

 

 

手法としては、

  • ポジティブな経験を振り返る。
  • ネガティブな経験を振り返る。

 

ざっくりこの2つの方向からの振り返りになります。

 

 

ポジティブな経験とは・・・

  • 夢中になってのめり込んだ出来事は何か?
  • 意外にも周囲から称賛された出来事は何か?
  • ついついテンションが上がった出来事は何か?

 

逆にネガティブな経験とは・・・

  • すごく苦しかった出来事は何か?
  • 挫折した出来事は何か?
  • 人から言われて深く傷ついた事は何か?

 

 

人生における印象的な出来事を振り返る事で、

 

その出来事があなたにとって

「印象的な思い出」

インパクトのある出来事」

となった理由、

 

つまり、

 

無意識レベルで大切にしている価値観や、

無意識でも出来てしまう得意な事

意識せずとも夢中スイッチが入る好きな事

 

そういった『無意識』を

意識出来る様になります。

 

 

 

私も絶賛自分と対話中なのですが、

その結果はまた別記事で書きたいと思います。

 

 

 

最後に、何故私が

玉ねぎのあれを目にしみらせながらも

無意識を意識出来る様になりたいのか?

 

その話を書きたいと思います。

 

 

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3.無意識を意識する事で、より自分らしく生きられる。

そう。

 

結論、

「自分らしく生きたいから」

 

 

自分らしい人生を手に入れる為には、

無意識世界で生きていてはいけない気がします。

 

 

 

全ての事に意味を持たせろ、ということでは無いです。

 

なんとなく生きたっていい。

なんとなく過ごしてもいい。

それで幸せならそれでいい。

 

 

大事なのは、

もし今の自分に違和感を感じているなら、

 

何となくの毎日、

何となくの選択、

 

無意識で選んでいる今の人生、

それを成した自分に疑問を持った方がいい。

 

 

これまで通り、

何となく感覚で、

選択し、生き続けたら、

結果、今と同じになる。

 

 

違和感のある毎日から脱出する為には、

自分の無意識領域を意識して、

 

自分という人間をより深く知る

自分らしさを理解する

 

その必要が絶対にあると思います。

 

 

 

そうしたら、

 

自分はどうなりたいのか?

自分はどう生きたいのか?

 

そんな人生のテーマも見えてくるというか、

繋がってくると思うんです。

 

 

 

無意識を意識する。

何となくからの脱却。

 

 

自分らしく生きる為に

必要不可欠な事だと感じます。

 

 

 

 

*urarie/うらりえ*

煉獄さんに学ぶ人生の意味とは?【鬼滅の刃】

こんにちは、urarie(うらりえ)です。

 

 

 

今日は、私が大好きなキャラ、

鬼滅の刃炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)

から学んだ人生論について書きたいと思います。

 

 

▼ 目次 ▼

 

 

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1.煉獄さんの生き様を見て、私も子供に何か残したいと感じた

煉獄さんは、炭治郎達、いわば「次の世代」に

自分の命を懸けて

大切な事を教えてくれています。

 

 

耳障りの良い言葉を投げかけるだけなく、

血を流し戦い抜き、後輩達を守り抜き、

その背中で、行動で、実際に見せてくれた。

 

 

本当にかっこいい兄貴・・・。

 

 

 

 

煉獄さんは死ぬ間際、

後輩達にこの様な言葉を残しています。

 

胸を張って生きろ。

己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ。

歯を喰いしばって前を向け。

君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない、

共に寄り添って悲しんではくれない。

 

竈門少年、猪頭少年、黄色い少年、もっともっと成長しろ。

そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ。

 

俺は信じる。君たちを信じる。

 

 

強さの象徴である柱の死は、

後輩達にはあまりにもショッキングな出来事です。

 

そんな自分の死で後輩達が歩みを止めてしまわない様に、

立派な戦士に、立派な人間になれる様に、

そんな煉獄さんの想いが詰まった言葉だなぁと感じました。

 

 

 

 

私には、1歳半の子供が一人いるのですが、

もし自分が死ぬ事になったら、

 

「この子に何を伝えてあげられるだろうか?」

「何を残してあげられるだろうか?」

 

このシーンを見てそんな風に考えました。

 

 

 

そして真っ先に浮かんだのは、

『人生って楽しいんだよ』

という事を伝えたい、という事でした。

 

 

 

これが最初に出てくるという事は、

これが私自身の人生のテーマでもあり、

永遠の課題でもある、

“人生観”なのかもしれない、と感じています。

 

 

 

そして私が自分の背中を見せて教えられる事、

それは

『人生を楽しくする為に、毎日が挑戦と失敗と学びの繰り返しよ』

という事くらいです。

 

 

 

この事を説得力高く伝える為には、

『実際に私が人生を楽しんでいる背中を見せる』、

『人生を楽しむ為に、挑戦と失敗を繰り返し学びを得ながら成長している背中を見せる』、

これが一番だとも思います。

 

 

【後世に何を伝えたいか?何を残したいか?】

 

 

こう考えると、自然と自分の人生論が見えてくる様な気がします。

  

 

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2.後世に色褪せなく残せるものは『想い』しかない

 

現代に置き換えて考えてみたのですが。

 

自分の持っている「財産」や「スキル(知識・技術)」は

色褪せるものだと思いました。

 

 

「財産」、つまりお金や家など有形物。

これは一番に廃れるものかな、と思いました。

 

 

引き継ぐ側からの目線でいうと、

これが一番手っ取り早い資産で楽なんですけどね(笑)

 

使い切ったら終わってしまう。

 

 

この財産を元手にあれして~これして~と、

頑張ってくれるなら話は別ですが(笑)。

 

 

 

 

そして、「スキル(知識・技術)」。

 

これが受け継がれる事は簡単な事ではないので、

受け継がれているだけで凄く素晴らしいと思います!

 

 

ただ、1つ問題があるとすれば

時代は常に変化している、という事。

 

 

数年前には重宝されていたスキルが、

数年後には大衆化されている、という事がありうる時代です。

 

 

 

よほどの伝統工芸技術とかでない限り、

未来永劫ずっと繁栄し続けられる事が約束されたスキルは無い

と言っても過言ではない時代です。

 

 

単純に「スキル」だけを継承した場合も、

やや色褪せていってしまうものなのかな、と感じています。

 

 

 

 

そんな中絶対に色褪せないものとは?

 

 

『想い』しかないのかな、と感じます。

 

 

 

『想い』というと抽象的に聞こえますが、

そう、抽象的なんです、想いとはw

 

 

『想い』っていうのは、

全ての物事に対する姿勢的な部分といいますか、

身の周りの出来事の捉え方の根本的な部分といいますか、

 

その人の「考え方」や「在り方」といった本質的な部分を創り出す時に繋がってくる大事な要素な訳です。

 

 

 

ちなみに煉獄さんが母から受け継いだ想いについては、

漫画の中で母が幼き煉獄さんに語った言葉の中で綴られています。

 

なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか?

 

―――弱き人を助けるためです。

 

生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者は、その力を世のため人のために使わねばなりません。

天から賜りし力で人を傷つけること、私腹を肥やすことは許されません。

 

弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です。

責任を持って果たさなければならない使命なのです。

決して忘れることなきように。 

 

煉獄さんのお母様も、やはり高潔なお方だったのです・・・。

 

 

 

こういう基礎の基礎の部分、土台がしっかりとした想いを込められて作られている人だからこそ、

 

強さに繋がる「スキル」=炎の呼吸 を愚直に鍛錬し、身に着ける事も出来たし、

「財産」=炎柱だった父/代々炎柱を輩出してきた家系の生まれ をも上手く活用する事が出来たんだと思います。

 

 

煉獄さんの物理的な強さも、人間としての心の強さも、

どちらもお母様の『想い』が根底にあるが故に、

精進して来れた努力の賜物なのです。

 

 

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3.圧倒的説得力は、どんな状況でも『揺るがない信念』から生まれている。

煉獄さんの圧倒的説得力・・・。

 

これは、煉獄さんがめちゃめちゃ強かったから、というだけの話ではないと思います。

 

 

 

どんな苦境に立たされても、

死が目前に迫っても、

 

どんな時だって、

煉獄さんは一本の強く、太い軸を持っていた、

「鬼から人を守る」という軸

 

 

 

上弦の参・猗窩座(あかざ)から

「鬼にならないか?」

とスカウトをされた際も、

 

 

強さは、人を守る為の手段でしかないと考えている煉獄さんと

強くなる事、強さを追い続ける事が人生の目的である猗窩座との

 

価値基準の違いが明確に描かれていました。

 

 

 

 

そして、自分がもうすぐ死ぬと分かっている時でも

炭治郎にこの様な言葉を残しています。

 

俺がここで死ぬことは気にするな。

柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。

柱ならば誰であっても同じことをする。

若い芽は摘ませない。 

 

物凄く達観している人で、本当に尊敬です・・・。

 

 

「鬼から人を守る」事が目的な訳ですが、

その目的を果たすのが自分でなくても良い訳です。

 

 

自分が人間である限り、老いる事も死ぬ事も分かっている。

自分一人でできる事は限られていると分かっている。

だからこそ自分が今出来る事に全力を尽くす。

そして、未来を担う後生を守る。

 

 

かっこよすぎます・・・煉獄さん(←ただのファン。

 

 

 

これだけの窮地に立たされても、

一瞬の迷いも見せず、

ただただひたすらに自分の信念に真っ直ぐ向き合っている姿を見せられたら・・・

 

そりゃ心に何か響きますよ。ええ。

 

 

 

 

圧倒的な説得力とは、

煉獄さんの様に

どんな状況でも揺るがない信念から生まれてくるのだと感じます。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あまりにも大好きだった煉獄さん。

 

本当はもっともっとあなたの活躍を、

心を燃やす姿を見ていたかったです・・・。

 

 

煉獄さんの熱き炎で、

炭治郎達だけでなく、

私達読者の心にも灯がともったことと思います。

 

 

 

いくつになっても漫画から学ぶ事はまだまだありますね。

 

 

※ちなみに煉獄さんのかっこよさをもっとちゃんと知りたいよ!って方は、単行本6~8巻あたりが煉獄さんの活躍どころ満載です!リンク貼っておきます。

 

 

*urarie/うらりえ*

【情報発信したいけど勇気が出ない方へ】アウトプットの重要性

こんにちは、urarie(うらりえ)です。

 

 

 

今日は、

アウトプットの重要性についてお話したいと思います。

 

 

 

何かを自ら発信するのって、

勇気がいりますし、少し怖いですよね。

 

 

自然と出来ちゃう人もいると思うんですが、

 

少なくとも私は勇気が必要な方の人間です(小物感)。

 

 

私は、こうやってブログを通して、自分の考えや届けたいメッセージを発信していますが、

全く怖くない訳では決してありません。

 

 

いつもドキドキ、ビクビクしながら

ブログ記事の『公開ボタン』を「えいやっ!」と勇気を出して押しています。

 

 

もし、ほんの少し前の私と同じ様に、

『何か世の中に発信したい事があるけど、勇気が出ない』という方に、

ぜひ今日の記事は読んで頂きたいです。

 

 

 

▼   目次 ▼

 

 

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1.吐いたら吸える!人間はそう出来ている。

人間一人一人にはキャパシティがあります。

 

頭の中もそう、身体だって、心の中だって。

見えないけれど、限界線ってものは存在しています。

 

 

一人一人のキャパは時間をかけて大きくする事も勿論出来るのですが、

今、この時点での容量は決まっています。

 

その決められた容量の中に、

もっと詰め込みたい時はどうしたらよいか?? 

 

 

簡単な事で、

一度吐き出せばいいだけ。

 

 

 

分かりやすい話で言うと、

 

テレビドラマ等でも、

妊婦さんが「もうすぐ赤ちゃん産まれそう・・・!」みたいな場面で、

「ひーひーふーー」という呼吸法をやっているの聞いた事ありませんか?

 

あれって、「ひーひーふーー」という言葉は実はどうでもよくて(笑)、

『息をゆっくり長く吐き出す事』を意識しているのです。

 

 

出産時には、お母さんだけでなく、

お腹の中から出てこようと頑張って動いている赤ちゃんも、

物凄くパワーがいるので、

2人とも酸素がたくさん必要なんです。

 

酸素がたくさん必要だからといって、

『息を吸う事』を意識してしまうと、

過呼吸になってしまう恐れがあり、とても危険なんです。

 

肺にはキャパがありますからね。

 

 

なので、『息を吐く事』を強く意識し、

実際にまずは息をふーーーっと長く吐く事で、

自然にその後大きく息を吸う事が出来る。

 

その為の「ひーひーふーー」です。

 

 

 

 

身体だけでなく、

頭の中も、

心の中も、

人間の身体は

吐いたら吸える」、「出したら入ってくる」、

『アウトプットしたらインプット出来る』様に出来ているのです。

 

 

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2.発信したら情報が集まってくる。

これは、前述した『アウトプットしたらインプット出来る』という話とは

少しだけ違う角度からの話になるのですが。

 

 

1つは、情報発信をする事で、あなたが周りの人から

「あなたといえば〇〇」と認識される事によって、情報が集まって来る現象が起こります。

 

 

例えばですが、

「私、チョコレートが大好きなんです!」

とあなたが周囲の人々に公言したとします。

 

 

そして普段から、

 

「最近食べて感動したのは、〇〇百貨店のチョコシュークリーム」

「一番リピート買いしているのは、△△のチョコケーキ」

「疲れた日には絶対コンビニで板チョコを買って帰る」

 

など、チョコの話を情報発信(アウトプット)していたとします。

 

 

そうしたら、自然と周りの人々は

「あなたといえばチョコレート」

と意識する様になり、

 

テレビでチョコ特集がされていたりしたら、あなたを思い出し、その情報をあなたに何気なく話すでしょう。

 

「昨日テレビでやっていたチョコ特集見た?」などと。

 

 

こういった経験をした事あるぞ、という方は多いかと思います。

 

 

 

好きな事は思い切って情報発信する事で、

思いがけないところから情報が入ってくる様になります。

 

 

 

そして、もう1つ。

 

情報発信をする事で、あなた自身に

カラーバス効果』が働きます。

 

 

『カラーバス効果』とは、

ある一つのことを意識する事で、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まる様になる現象の事です。

 

「color(色)」を「bath(浴びる)」、

色の認知に由来している言葉ですが、

色に限らず、あらゆるモノに対して起きる現象です。

 

 

先程のチョコレートの例で言いますと、

 

例えば、チョコ好きが高じて、あなたがSNSで

「今日のチョコ」というテーマで情報発信をする事になったとします。

 

そうしたら、朝目覚めた瞬間から

「さぁ、今日はどんなチョコにしようかな~?」と

チョコに意識が集まっている状態です。

 

 

テレビCMでチョコレートの新商品のCMが流れたら注目し、

コンビニではチョコの陳列棚に当然目が行くはず。

電車やカフェで偶然近くにいた大学生のチョコの話に聞き耳を立てるかもしれません。

 

 

これは、別に周りの状況は何一つ変わっていないのですが、

あなたが「チョコレートの事を強く意識する」事によって、

チョコの情報に敏感になり、

チョコにまつわる情報が以前よりも目立って感じる様になっているのです。

 

 

※ちなみに、『カラーバス効果』とは加藤昌治さんの著書『考具』にて、

 アイデア発想の手法の一つとして紹介されている概念です。

 

 

 

 

 

情報発信をする事で、

自然と周りからも情報が集まり、

あなた自身も無意識に情報を集める様になる。

 

アウトプットする事で、これまた自然とインプットされていくのです。

 

 

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3.アウトプットを繰り返す事で、的確に言語化出来る様になる。

アウトプットをする事で、

また、それを繰り返す事で、

どんどんアウトプットする事が上達していきます。

 

 

あなたの発信する情報について誰かに感謝されて嬉しくなったり、

「こう言えば理解してもらえやすいんだ!」という発見があったり、

「どうすればもっと皆に伝わるだろうか?」と考える事もあるでしょう。

 

 

アウトプットを繰り返す事で、

その精度は必ず上がっていきます。

 

 

 

アウトプットの精度が上がると、

頭の中の「なんとなく」が的確に言語化出来る様になっていきます。

 

 

 

何度も引っ張り出しますが(笑)、例えば先程のチョコの話だと、

 

最初は特にこれという理由もなく、

「なんとなくチョコが好き」という、

無意識レベルの感覚的なものが、

 

「私はチョコレートのこういった所が好き」

「何故なら私はこういう人間だから」

と、理論的に説明できる様になります。

 

 

これって物凄く説得力も影響力も上がっているの、分かります?

 

 

この『“なんとなく”からの脱却』は、

『自分を深く理解する』という点から見ても、

非常~~~に大切な事でもあります!

 

 

しれっと書きましたが、

『“なんとなく”からの脱却』

 

意外と皆出来ていないものです。

 

そう、かく言う私もまだまだです!(笑)

 

 

 

なんとなく好き。

なんとなく嫌い。

なんとなく違う。

なんとなく合ってない。

 

 

そんな感覚でそこそこ人間は生きていけます。

 

なんとなく自分が分かっていれば、

大きく自分の価値観から踏み外す事はなかなかないです。

 

 

だけど、この「なんとなく」というぼやぼやっとした奴を、

的確に捉える事が出来た時、

 

めちゃめちゃスッキリします。

 

私も何度も体験済みです。

 

 

そして、自分の中に『軸』というか『芯』というか、

もっと言えば『信念』というか。

 

そういう折れない何かが1本、また1本・・・と醸成されていきます。

 

 

これは、何か重大な選択をする際のぶれない選択基準にも繋がりますし、

あなたの自信にも繋がってくるものです。

 

 

 

チョコレートの話からすると、物凄く話が大きくなった様な気もしますが(笑)、

アウトプットをする事、

アウトプットを繰り返す事、

とっても大事な事です。

 

 

 

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今日の話が、

 

「何か情報発信をしたいけど、なかなか勇気が出ないな・・・」

 

という方の背中をそっと、少しでも、

押せたら嬉しいな、と思います。

 

 

 

*urarie/うらりえ*

 

誰かの悩みを聞く時の大切な姿勢。

こんにちは、urarie(うらりえ)です。

 

 

今日は、

「誰かの悩みを聞く時の大切な姿勢」について書きたいと思います。

 

 

▼ 目次 ▼

 

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1.あなたは「受け止める」だけでいい。

日常生活の中で、

家族や友人・知人等から何かしら「悩み」を打ち明けられる事ってありますよね?

 

ただし、悩みといっても、些細な事から深刻なものまであります。

 

 

私自身の経験談なのですが、

突然前触れもなく、深刻な悩みを打ち明けてくれた友人に対して、

その場で何て言ってあげればいいのか分からず、良い答えも浮かばず、

「私はどうしてあげたらよかったんだろう・・・」

と、後になってとても悔やんだ記憶が、人生で何度かあります。

 

 

何か力になってあげたいけど、

自分が過去に経験した事でもないからアドバイスも出来ない・・・。

でも目の前で凄く悩み苦しんでいる・・・。

 

 

何度かそんな悔しい想いを経験して気付かされたのですが、

 

「相手は私のアドバイスが聞きたいんじゃない」

「話を聞いて欲しいだけなんだ」

 

という事です。

 

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勿論、中には

「あなたのアドバイスが聞きたいの!」

という思いで、相談してきてくれる場合もあるとは思いますが、

 

特に深刻な悩みの場合は、

アドバイスが聞きたいのではなくて、

「ただただ誰かに話したいだけ」

という気持ちで話してくれる事が多いと感じます。

 

 

実際、

「話す」=「言葉にしてアウトプットする」ことで、

相談しながら自然と自分の頭の中が整理されていく効果が働き、

それだけで相談者としてはプラスの時間となる場合も多いです。

 

 

 

聞き役としてのあなたの一番重要な役割は、

そんな相手を「受け止める」、たったそれだけ。

 

  • そうなんだ。
  • それで?
  • へぇー。
  • 辛かったんだね。

 

「受け止める」ってこういう事。

実は結構難しい事だと思うんです。

 

 

悩みを聞いていると、ついついアドバイスしたくなったり、

「いいと思う!」と賛同したくなったり、

こちらの意見を言いたくなるものです。

 

相手が大事な人なら余計に聞き役も熱が入ったりしてしまいがちです。

 

 

でもね、まずは「受け止める」。

「受け止め役に徹する」。

 

この姿勢で話を聞く事が、一番相手の方がフラットに話しやすい状態を作るのだと思います。

 

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もし、どうしても「ただただ受け止める」という事が難しいと感じる方がいらした、そんな方へ、2つの質問です。

 

  1. その悩みについて、一番時間をかけて考えている人、答えに近付いている人は誰ですか?
  2. 悩んでいる人は、何にも自分で考えられない程、思考能力が低い人ですか?

 

1の答えは、「悩んでいる人本人」ではないでしょうか?

誰よりも、その事について悩み、苦しみ、どうしたらいいのか考えているのは本人です。一番答えに近い人は本人なはずです。

 

そして2の答えは、おそらくほとんどの場合が「NO」ではないでしょうか?

悩んでいる人自身の事を信じてあげて下さい。

時には信じて見守る事も、愛であり、優しさです。

 

 

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2.悩みを解決するのはあなたじゃない。

こう書くと、冷たい印象を持たれてしまうかもしれませんが、

悩みの答えとは、誰しも「自分の中にしかない」ものです。

 

 

▼ ※『答えは自分の中にしかない』という話は、過去の記事でも熱く語っております。▼

urarie.hatenablog.com

 


 

話を聞いてあげる事で、相手の感情・思考の整理の手助けをする事や、

自分の体験談を話す事で、一事例を提供する事は出来ると思います。

 

 

だけど、

「本当はどうしたいのか?」

「自分に合った、自分が心の底から納得できる解決法は何か?」

それは悩んでいる張本人しか分からない事なのです。

 

だから、悩みを本当に解決できるのは、悩んでいる人自身、

そう、自分しかいないのです。

 

 

これは決して心細い事ではありません。

 

「一人で考えないといけない」

「自分で決めないといけない」

そういうプレッシャーを感じる事でもありません。

 

 

例えるなら、悩みの渦中にいる時はフルマラソンを走っている様な感じだと思います。

 

一人で挑む辛く苦しいレースの様に思いますが、そうじゃない。

 

  • スタート前にタスキやハチマキにメッセージを書いてくれる人がいる。
  • コースの傍で声を出してあなたを応援してくれる人がいる。
  • 給水スポットであなたを待ってくれている人がいる。
  • 一緒に並んで走ってくれる人がいる。
  • ゴールテープの先で疲れたあなたを受け止めてくれる人がいる。

 

ランナーは決して一人じゃない。

 

 

悩みを聞く側の姿勢としては、

ランナーがゆっくりとでも自分の力で前を向いて歩を進める様、

安心感と勇気を与えてあげられる為に「受け止める」。

 

 

ただそれだけでいい。

 

スタートを切り、レースを走り、自分なりのゴールテープを切るのはあなたじゃない。

 

 

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3.相談者を導く大事な2つの質問。

とにかく「受け止める」事が超重要、という話をしてきました。

 

 

ただし、受け止めるだけでは前に進まない場合は、

引き出す」お手伝いをしてあげる事が大切です。

 

 

 

具体的には、次の2つの質問です。

核心に導く為の大事な質問です。

 

  • 「そもそも何で?」
  • 「つまりどうなりたい?」

 

 

順に詳しくみていきます。

 

「そもそも何で?」

 

私はよく「そもそも論」と勝手に名付けて呼んでいるのですが、

この質問は、問題の根本原因に辿り着く為の問いかけです。

 

何か問題が起こる時には、様々な原因や状況が絡みあっている場合が多いです。

 

 

「そもそも何でそうしたの?」

「そもそも何でそうなったの?」

 

“そもそも”という言葉は不思議なもので、

一気に視野が広がり、根本原因に辿り着きやすくなります。

 

 

 

「つまりどうなりたい?」

 

これはアドラーの目的論(※1)に近い話です。

 

 

先程の「そもそも何で?」という質問は、過去に遡る質問。

一方、こちらの「つまりどうなりたい?」という質問は、未来を想像させる質問です。

 

未来の理想のゴール地点を想像する事で、

理想と現実のギャップを自覚する

 

理想と現実のギャップが自覚出来たら、

自ずと「じゃぁ何をしたらいいのか?」も見えてくるものです。

 

 

 

「そもそも何で?」

「つまりどうなりたい?」

このどちらの質問も、受け手側はただ本人に問いかけているだけで、

賛同も反対もしていないし、アドバイスをしている訳でもありません。

 

 

相談者本人の中にある答えを、相談者自身で掴みに行ける様に導く問い掛け。

大事です。

 

 

▼ ※1:アドラーの『目的論』については、過去記事で詳しく書いておりますのでよければ参考にどうぞ。▼

 

urarie.hatenablog.com

 

urarie.hatenablog.com

 

 

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悩みを打ち明けて貰えるのって、私個人としてはとても嬉しい事だと感じます。

 

打ち明ける側としても、とっても勇気のいる事ですよね・・・。

 

だからこそ、

「勇気を出して話してよかった」

と思って貰える様に、何とか支えてあげたいものです。

 

 

私も、『自分らしく働く・生きる事について悩む人を少しでも応援したい』と思っているので、誰かのセンシティブな悩みの部分に触れる事もあります。

 

だからこそ、こういった心持ちは自分としても忘れずに常に持っておきたいです。

 

 

 

*urarie/うらりえ*