ども、うらりえです。
今回は、前回の記事の裏側のおはなし。
\ 参考記事 /
▼ブログが書けなかった半年間で発見したこと
前回の記事では、この半年間での「光」の部分をまとめました。でもこの「光」は、「闇」があったからこそ…。
今回は、その「闇」のおはなし。
自分の記録のために書きます、お得意の「#思考メモ」を添えて。
\ 参考記事 /
▼「#思考メモ」をつければ、好き勝手語ってよい回としました!笑
- 1.同僚にほとほと嫌気がさしました
- 2.コロナ禍のワーママの葛藤
- 3.価値観ギャップに対する葛藤
- 4.「仕事ができない」の定義って?
- 5.選択肢は、逃走か、銅像か、闘争か
- 6.まとめ|戦い方のレパートリーを増やしたい
1.同僚にほとほと嫌気がさしました
私が直近で体験した「闇」とは、職場の同僚にほとほと嫌気がさした、という件です。日々、仕事で2人にストレスを感じていて、家族や友人に愚痴を聞いてもらいながら、この半年間はやってました(笑)。まぁ、よくある話ですよね。
具体的には、2人の後輩にストレスを感じていました。
対象の2人の後輩のことを簡潔に説明すると
- 真面目で頑張り屋さんだが、自分の意見が言えない30代時短ワーママ Aさん
- ミスが多く指示待ちタイプの20代未婚 Zちゃん
2人とは4年以上の長い付き合いになるのですが、性格の違いはさまざまあれど、異常な嫌悪感を感じたことは特にありませんでした。
そう、コロナが来るまでは・・・。
タイミングが悪いことに、この「コロナ」と「育休明けのママたちの復職」と「繁忙期」が重なったことで、事態は急激に悪化したのです。
2.コロナ禍のワーママの葛藤
コロナの影響もあり、ワーママAさんは累計でものすごい日数、急な欠勤をされました。そう、まだ保育園に通う小さなお子さんがいたんです。(数えてないけど、おそらく累計日数でいうと、余裕で40日とか超えるんじゃないかな。)
- お子さん自身の発熱などの病気で欠勤
- Aさん自身の体調不良で欠勤(子からうつった?)
- 濃厚接触者になってしまい欠勤
- 本人もコロナになって欠勤
などなど。。
幼児ってただでさえ病気しやすい。それプラス、コロナのせいで、ちょっとした体調不良でも出社不可、登園不可となり、欠勤つづき…。
会社としてテレワークが出来る体制はあったんだけど、そもそも幼児の面倒をみながらのテレワークって、生産性めっちゃ低いんだよね…。1人で遊べる小学生くらいの子供ならそんなことないけども、幼児は1人で何時間も遊べないよ。幼児とテレワークするなら、幼児のお世話係がもう1人必要。
もしくは、成果型のテレワークならいいんだけど、時間型でのテレワーク(※)って…、「それってテレワークっていわなくない????」とモヤモヤが止まらず。テレワークだと進み悪いから、出社してる私が進捗気にしながら、仕事を振る段取り考えたりしなくていけなくて、疲れた…。
(※一日でこれだけの仕事はこなす事は約束するので、時間は自由にさせて下さい、が成果型。何時~何時まで仕事します、が時間型。成果型なら、お子さん起きてる間は思い切って遊ぶ時間何回も取っちゃって、勤務時間ずらすとか出来るよね。)
真面目で、頑張り屋さんのAさんなんだけど、私はAさんが休む(or テレワーク)する度にそのフォロー三昧。
ここでポイントだったのが、Aさんだけでなく、私自身も幼児を子に持つワーママだったのに、ほぼ出勤していた、という点。この差は一言ではあらわせない。そんなことは分かっている。
私目線では、申し訳ないけどAさんに対して
「なぜ何も相談しない??」
「なぜ何も提案しない??」
「なぜ何も協力を仰がない??」
そういう不満が溜まっていった。
3.価値観ギャップに対する葛藤
Aさんのフォローに毎日ヒィヒィ言ってる中、もう一人の問題がさらにのしかかってきて、私の精神は限界を超えたんだ・・・(笑)
ミスが多く指示待ちタイプの20代未婚 Zちゃん。彼女の存在だ。
Zちゃんはねー、とにかく仕事への価値観のギャップがとにかく大きいんだわ。
とにかくミスが多い。
向上心もほぼゼロなんですよね。
ミスには2種類あると思うんだけど。「ケアレスミス」と「知識不足によるミス」ね。Zちゃんはどっちも多い。で、それを直さないと、という意識も低い。自分はそういうスタンスだから~~って感じ。考える仕事はしたくないけど、作業ベースで言われたことはやりますが…(面倒なこと、難しいことはやりたくない)、という感じですね。その代わり、多くを求めないし、急な欠勤なんかもほとんどない。
で、上司も、私も、Zちゃんのこういう価値観を、ある意味許容していた。
自分の能力や気概、そういう部分を彼女はわきまえていたから。
だけど、それは私自身への被害がない範囲での話でしかなかった、と わかった。
Aさんのフォローで手一杯な中、Zちゃんのミスも全て私がフォローする形になっていき、実被害が出て来たのだ。(Zちゃんは毎日ほぼ半日は外出している。外出中の急なミス対応などは、私がする羽目に。)
〝人は余裕がなくなった時に本当の姿があらわれる〟
などといいますが、この時期に私は私自身の本性に気が付いたよね(笑)
「おい、お前ら。自分の仕事くらい、自分でケツ拭かんかい(怒)」
「おい、上司。自分でケツ拭かせろや。何で私にやらせるねん(怒)」
毎日、毎日、怒り狂ってました。
これが本性なのね…。
4.「仕事ができない」の定義って?
はい、ここまで、もう既に解決しているモヤモヤを思い出して、再モヤモヤを愚痴らせて頂きました。読んで下さった方、ありがとう…(涙)不快な気持ちにさせてしまっていたら、ごめんなさい。
この事件?については、既に、上司、Aさん、Zちゃんと話し合ったり、仕組みをつくったことで解決しています。
ここからは、「何があったか?」の先の、「何を考えたのか?」という『#思考メモ』の話になるんだけど。
みなさん、「仕事ができない」の定義って何ですか?
ミスが多い、理解力が低い、報連相ができない、とか、何か色々あると思います。
自分に対して、「私って仕事ができないなー…」と自信がない人もいると思います。
私は、「仕事ができる/できない」の定義って、「私が当たり前に出来ることを、私が【ここまでやって当然だ】と思う基準までできている/できていない状態」のことを指すんだと思うんだ。
だから、「仕事ができる/できない」の基準って、人によるんだと思うんだよね。
私はAさんに対して、「何で何も言わないのか?」「何で何も提案しないのか?」という点でモヤモヤしていました。これは逆に言うと、私は困ったことがあったら、すぐに周りの人に相談することを大事と思って実行していて、困ったことがあればすぐに対策する、もしくは、仕組みをつくって解決することを重視しているからなんだよね。
そして、Zちゃんに対しては、ミスが多い点、自分のミスを自分で処理しない点、知識不足の部分を勉強しない点、言われたことしかしない点、といった部分にモヤモヤしていたけど、そう、それはつまり私が逆を大事にしているってこと。
このモヤモヤ期(イライラ期)を乗り越えた最初のきっかけは、私がこのことに気付いた点なんだよね。
つまり、「〇〇が出来ない相手が悪い」という発想じゃなくて、「自分は〇〇が無意識で出来るくらい得意なんだ」という、逆転思考になれたこと。
この思考になれたことで、一気に状況が好転した。
- 「私は〇〇が得意なんだ」
- 「じゃぁAさんは何が得意だ?」
- 「Zちゃんは何が得意だ?」
- 「もしかしたら私が重視していないことや苦手なことの中に、二人の得意なことがあるかもしれない」
こうやって、自分のことも、相手のことも俯瞰して見ることで、「仕事ができない人ばっかりでもう嫌だ!」と逃げたくなっていたんだけど、「他責で考えるんじゃなくて、私が得意な力を使って変えられる部分を変えよう」という発想になれたんだよね。
…ナイス、あの時のワタシ。
5.選択肢は、逃走か、銅像か、闘争か
困難な状況にぶつかった時の選択肢って、いくつあるんだろう。
過去の記事で、「少数派の選択肢」は、【逃走】か【闘争】しかないのでは~~って話をしてたけど。
\ 参考記事 /
▼「少数派の苦しみ」ってとこで喋ってました。
AさんやZちゃんの良いところを探していて気付いたんだけど、【銅像】っていう選択肢もあるなぁーって。【逃走】と【闘争】の語呂にあわせて言ってみただけなんだけど、つまり【銅像=耐える】ってことね。
さっきも書いたけど、「もしかしたら私が重視していないことや苦手なことの中に、二人の得意なことがあるかもしれない」と意識して、見つけたのがこれ。
過去に2人から言われたことを、じっくり思い出してみて見つけたのが、
「うらりえさんの、自分の意見や考えをハッキリ言える部分がうらやましい」
っていう言葉だった。
この言葉を色んな角度から別解釈するとだよ?
- 2人は、自分の意見や考えをグッと飲み込むことが出来る
- 2人は、周りの意見を大事にすることが出来る
- 2人は、耐えることが出来る
つまり、私にとっては、苦手だし、無意識だとなかなかとらない選択肢だけど、【銅像=耐える】という選択肢もあって、それが得意な人もいる、という事実が見えた。
【銅像】だって、立派な選択肢の一つだ。
どの選択肢がいいか悪いかっていうのはない。
自分がどうしたいか?によっては、選択が変わるだけ。
さぁ、今したいのは────?
▷逃走(逃げる)
▷銅像(耐える)
▷闘争(たたかう)
6.まとめ|戦い方のレパートリーを増やしたい
私は「戦い方のレパートリーをもっと増やしたい」と考えてる。
そもそも【銅像=耐える】は、性に合わないし、どう頑張ってもやっぱり苦手です。。。苦手なことが出来るようになるよりは、得意なことを磨きたいです。
今回、AさんやZちゃんのおかげで、私は自分が戦えることに気付けました。
だけど、同時に、戦い方が一辺倒であることにも気付きました。
それは、たぶんきっと、これまで長い間一人で戦ってきてしまったからだ、と。
いつからだろうね。。。子供が産まれた時からかな?
いや、主人の影響もある気がする…?
原因はよくわかんないけど、何か気付いたら現代の「超個人的主義」に染まりつつあったのかも…、と。
思い出すんだー。
私は、誰かと何かを成し遂げるときの方が本領発揮できるタイプじゃないか。
\ 参考記事 /
▼チームプレイで力を出せるって、ここで気付いた。
思い出すんだー。
私は割とウェット人間だったはずじゃないか。
\ 参考記事 /
▼私は全人類に興味があることになった回。
思い出すんだー。
一番大切なのは、短所克服じゃない。良さを見つけて伸ばすことじゃないか。
\ 参考記事 /
▼「ヨンケイ」を通して染みついた大切な人生観。
私は、銅像にはなれないけど、闘争はできる。
それでいい。
出来ないことがあっていい。
出来ることに磨きをかければ。
でも、出来ないことがあるからこそ、一人で戦うには限度がある。
誰かに頼って、誰かに助けてもらおう。
自分が出来ないことも、誰かの力を借りたら出来るかもしれない。
それが他の誰かのためにもなるかもしれない。
次もしまた壁があらわれたら、こういう気持ちで挑みたいと思います。
(備忘録の意味も込めてキロクしときます。)
\ まとまってないけど、おーわりっ /
うらりえ